一人でも感染者が出たらその学校を再度閉鎖
2020年05月31日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月30日

学校開校時にコロナウイルスに感染した生徒が一人でもいたらその学校を再度閉鎖することを基礎教育局局長ウー・コーレーウィンが発言した。
教育省によれば、7月21日から、基礎教育機関(訳者注:日本の小・中・高にあたる)のうち高校課程から順次開校し、残りの課程も状況によって引き続き開校していくとのことである。
ウー・コーレーウィンは「感染者が見つかった学校のみを閉鎖する。いったん閉校し、保健スポーツ省と協議し、安全と判断されて再度開校することができる。閉鎖しているときは感染者以外の生徒には家にいさせて、自宅学習をさせる」と発言した。
教育省は基礎教育機関の学校を開始する場合には、生徒と教師の安全確保のために布製のマスクやフェースシードなどを無料配布し、手洗いをきちんと行い、生徒間を6フィート(約1.8m)離して勉強すること、食事の際に一人だけで食べさせること、集団での食事を一切禁止することをはじめとした項目を準備している。
生徒の人数が多い学校では授業時間を調節して行い、皆が同時間に登校する学校では、二つの時間帯に分けて登校させる、授業を1週間学習、1週間休みにするなど工夫して開校するよう準備している。
全国規模では基礎教育高等学校の生徒数は120万人以上、小学校の児童数は500万人以上であることが分かっている。

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( 翻訳者:府中英里奈、岩橋あかり )
( 記事ID:5283 )