基礎教育のボランティア教員千人以上リスト化
2020年05月31日付 The Voice 紙

ヤンゴン5月28日

ティンガンジュン教育大学の学生連盟会長のコー・イェインポウンアウンによれば、基礎教育機関(訳者注:小学校~高校)の再開時に、ボランティア教員として仕事をする教員養成カレッジと教育大学の学生千人以上をリスト化したということだ。

現在発生している新型コロナウィルス(COVID-19)の状況によって、基礎教育機関を7月の第3週に再開する予定であって、学校の再開時に先生の人員不足にならないように、教員養成カレッジと教育大学の学生たちがボランティア教員として困難に対応し協働するため教員リストを作成したのである。

同学生連盟によると、ボランティア教員として仕事をするために、教員養成カレッジの一年生、二年生と教育大学の一年生から五年生までがリストに登録することができ、他の大学や公立学校以外で先生として働いている人もリストに登録しているということだ。

コー・イェインポウンアウンの説明によれば、こうした教員の数をまとめて高等教育局に提示する予定であって、高等教育局と基礎教育局とが協議し、ボランティア教員を利用するかしないかは基礎教育局の決定に基づくものとした。

同氏は「ボランティア教員は勉強を教えるためだけではない。学校の教員が学習指導はする。我々は子供達の体温計測や何フィート距離を取るかなどの準備、学校業務などを傍から支えるためである」と語る。

上記のボランティア活動計画は、カレッジや大学が再開するまでの短期間の協力として実施するものである。

基礎教育局の副局長ドクター・ティンマウンウィンは「基礎教育局の方も教育省に対して、この時期にボランティアとともに仕事をすることを許可するよう提案して初めて、またあちら(訳者注:教育省)が許可をして初めて教育大学だけということではなく誰であっても協力したいと言うなら歓迎する」と発言した。

教育省によれば、今年は基礎教育機関を7月21日に、高校から開始していく予定であるとのことである。

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( 翻訳者:石川航 )
( 記事ID:5289 )