サンクトペテルブルグでベトナムの留学生11人と幼児1人が感染症COVID-19に罹患
2020年05月22日付 VietnamPlus 紙


 5月22日の朝までにロシアの北部にある首都でベトナムの留学生11人と幼児1人がCOVID-19に罹患し、その内軍医学校の留学生6人が治療を受け、回復した。

 ロシアのサンクトペテルブルクのベトナム人コミュニティの COVID-19対策指導委員会からの情報によると、5月22日の朝までにロシアの北部にある首都でベトナムの留学生11人と幼児1人がCOVID-19に罹患し、その内、軍医学校の留学生6人が治療を受け、回復した。
 5月21日午後、サンクトペテルブルク工科大学はグラジュダンスキー・プロスペクト30番の寮に住むベトナムの留学生2人を隔離区域に移動させた。
 そのため、クロピナ通り11番に隔離されているベトナム人留学生が5人、病院で治療を受けているCOVID-19に罹患したベトナム人留学生は2人である。
 現在留学生は全員体調が安定している。
 これより前に、サンクトペテルブルク林業学校のベトナムの留学生3人と幼児1人がCOVID-19に罹患し、病院で治療を受けているとの情報があった。これまでに健康状態は良い進展を見せている。
 ノボロシスカイア通り36番のこの学校の第5学寮の留学生らは検査を受けたが、検査結果はまだ出ていない。
 感染症が複雑化する情勢を受け、林業や工科、鉱業、電気工学(LETI)といった学校のベトナム人学生達が、感染症の予防対策の向上と影響を最小限に留める目的でCOVID-19対策委員会を設立した。
 その一方で、 ロシア連邦のCOVID-19対策指導委員会の情報によると、5月22日の朝までに、同国では、84の連邦構成主体でCOVID-19を引き起こすSARS-CoV-2ウイルス感染がさらに8,894件確認され、このウイルスの総感染者数は32万6,448人になった。そのうち42.2%の人々には臨床症状が見られなかった。
 ロシアでは昨日一日で7,144人のCOVID-19患者が回復し、退院した総回復者数は9万9,825人となった。一方で、死者は150人増加し、総死者数は3,249人になった。
 首都モスクワは2,988件と、今回も一番多くSARS-CoV-2の新規感染件数が確認された地域である。ロシアの首都の総感染者数は15万8,207人に上り、その内4万3,582人が回復、1,867人が死亡した。

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( 翻訳者:岡部紘平 )
( 記事ID:5300 )