多数の妊婦を含む340人余りのベトナム国民を台湾から帰国させる
2020年05月29日付 VietnamPlus 紙


 このフライトで帰国したのは、特に困難な状況に置かれ、新型コロナウィルスの影響で取り残されていた人々であり、これらには、18歳以下の学生、高齢者、妊婦や難病患者などが含まれる。

 2020年5月29日、ベトナム各当局、台北駐在のベトナム経済・文化事務局、ベトナム国営航空会社と台湾(中国)当局は、台湾からベトナムに340人余りのベトナム国民を帰国させるためのフライトを調整し実現した。
 このフライトには、特に困難な状況に置かれ、新型コロナウィルスの影響で台湾に取り残らされてしまっていた人々で、18歳以下の学生、高齢者、妊婦、難病患者、過去に疾患のあった人々、契約満了の労働者、親戚を訪ねた人や旅行者でビザの期限の切れた人などが含まれる。
 台北のベトナム経済文化事務局は、ベトナム国民の手続きの案内や、空港で航空会社によるベトナム国民の案内を補助するための直接職員の派遣など、積極的かつ主導的に援助を行った。
 フライトは十分に安全保障、安全がしっかり確保されており、新型コロナウィルス対策や疫学衛生に関する規定も守られていた。
 ダナン国際空港に着陸後、このフライトで帰国した人々には、規定に従った新型コロナウィルの医療検査、および集団隔離がなされた。
 首相の指導・意見を実施し、今後も、国内外の新型コロナウィルスの状況、国民の帰国の意志、地域の隔離を実施する能力を考慮した上で、ベトナム当局・在外の各ベトナム大使館・国内の各航空会社が国民を帰国させるためのフライトを実施する見通しだ。

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( 翻訳者:田中佑佳 )
( 記事ID:5337 )