ベトナム航空、すべての国内線を回復し、国際線の回復を待つ
2020年05月30日付 VietnamPlus 紙
コロナ後のベトナム航空、国内線の運行すべて回復。国際線再開を待つ。
コロナ後のベトナム航空、国内線の運行すべて回復。国際線再開を待つ。

 ベトナムでの新型コロナウイルス感染症の発生以来初めて、ベトナム航空の5月29日の国内線の旅客便の数は、2019年の同時期を上回り、36%もの大幅な増加となり、300便以上に達した。
 このようにベトナム航空は、国内線の便数を2019年の同時期と同程度に正式に完全に回復させた。国内輸送の力強い回復も、5月29日に前年とほぼ同程度のネットワークで運航する便の総数に達することに寄与し、旅客及び貨物便の運航数は350便以上となった。
 「これは、特にベトナム航空および国内航空全般の前向きで強力な回復を示す明るいシグナルである。ベトナムで新型コロナウイルスが良く管理されている状況により、国内の乗客数は再び急速に増加した。4月23日の国内封鎖の終了以来、ベトナム航空は国内旅客をのべ50万人以上輸送した」とベトナム航空の代表は述べた。
 国際線については、省庁、国内当局は現在、国内と世界の新型コロナウイルス感染状況の変化に合わせて、出入国措置を徐々に緩和する原則で一部の路線を再開し、交通や親族訪問、観光、商業、投資を回復させる時期を政府が検討し決定できるよう、提案、報告するための研究を行っている。ベトナム航空は、政府が決定した際、国際線を復旧または再開させる心の準備が常にできている状態にある。

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 これに先立ち、ベトナム航空は5月中旬に、多くの有名な観光地へ行くための国内便を5路線増設した。そのねらいは、乗客の急増する交通需要に対応するとともに、2020年夏の[観光シーズン]ピークの前の観光需要刺激策に貢献し、文化スポーツ省のキャンペーン「ベトナム人はベトナムを旅行する」に応じることにある。
 6月には、国内のフライトネットワークを開発、拡張、整備するために、さらに6つの国内路線を開く予定である。
 そのほかベトナム航空は、ベトナム航空局の規定に従って空港で乗客の健康をチェックするための措置を講じながら、同じ日に運航する全ての航空機の機体の消毒も継続している。パイロットや客室乗務員を含む乗務員はマスク、手袋、アルコール配合ウエットティッシュを備えている。この時期に飛行機で移動する乗客は、飛行中は常時マスクを着用しなければならない。

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( 翻訳者:八木澤研人 )
( 記事ID:5338 )