チャン・クオック・ヴオン党書記局常務は、山田滝雄大使に政治的信頼、国防・安全保障協力、経済・投資・貿易協力の積極的な促進を求めた。

　７月８日午後、党本部で、チャン・クオック・ヴオン党書記局常務（政治局員）は、着任表敬のため訪問した駐ベトナム日本国大使の山田滝雄氏と会見した。
　ヴオン常務は、山田大使が、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行により多くの困難が起こる中でベトナムに着任されたばかりにもかかわらず、多くの有意義な活動を行っていることを高く評価した。
　新たな状況におけるベトナムと日本の広範な戦略的パートナーシップを強化するために、ヴオン常務は、山田大使に政治的信頼、国防・安全保障協力、経済・投資・貿易協力を積極的に促進していくこと、同時に、COVID-19の流行に対処するため、日本政府が、在日ベトナム人コミュニティを支援するための効果的な対策を講じることを含め、両国間の協力を促進するよう求めた。
　ヴオン常務はまた、他の分野で関係を発展させるための政治的基盤を構築していくため、山田大使が、ベトナム共産党と日本の各政党との関係促進に積極的に貢献することに期待を表明した。
　数日前から九州では、広い地域で大雨が降り、洪水や地滑りが発生し、人々や財産に多大な被害をもたらしている。山田大使を通して、ヴオン常務は日本の各指導者と国民にお見舞いの言葉を送った。
　山田大使は、駐ベトナム日本国特命全権大使を務めることに喜びと名誉を表し、日本がベトナムとの広範な戦略的パートナーシップ、そして地域及び世界におけるベトナムの立場と役割を重視すると強調した。また、COVID-19の流行対策におけるベトナムの成功を高く評価した。
　山田大使は、日本がベトナムを域内で最も有益な投資先の一つであると見なしていることを強調し、多くの日本の大企業がベトナムに関心を示していること、そして近い将来にFDI投資の波が日本からベトナムへ訪れることを期待していると述べた。
　山田大使は、二国関係の包括的な強化に貢献するためにあらゆる努力を行うことを確認し、ベトナムの党、国家、各関係機関の指導者の関心と支持を得て、自らの任務をよりよく完遂したいと表明した。

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（ 翻訳者:中本美希 ）
（ 記事ID:5438 )