ダラ郡区の貧困世帯に食糧品を寄付
2020年10月21日付 The Voice 紙


ヤンゴン 10月21日

 コロナ禍においてダラ郡区の固定収入がない貧困世帯を支援するため、ダラ郡区の地域住民と政府関連省庁に約3000万チャット以上相当の最低限の食糧品をイスラム社会開発協会(ミャンマー)が寄付したことが同協会からわかった。

 同協会は、固定収入のない貧困世帯でダラ郡区のタマダカンチェー地区、ヤーザティンジャン地区、ニャウンコン地区、アンジーアナウ地区、5番ゲートと9番ゲート地区に住む1,600世帯に対し、1世帯あたり2万チャット相当となる米6ピー(※以下、使われている数の単位については文末の訳者注参照)、25チャッターの鶏肉を1包、1リットルの油2本、ヒヨコ豆25チャッター、鶏卵2ケース、タマネギ1ベイター、ジャガイモ1ベイター、魚の缶詰1缶、ジュース2本を支援のために寄付した。

 ダラ郡区の郡区長、ウー・イントウェは「ステイホーム期間で就労機会が少ない人々の食料を、事業主や寄付者と協議して可能な限り援助していく」と述べた。

 さらに、郡区の行政局、警察、保健局や開発委員会をはじめとする各役所のために食糧品8品目として米6ピーの袋10袋、1リットルの油20本、ジュース10本、ヒヨコ豆2.5ベイター、鶏卵200個、タマネギ10ベイター、ジャガイモ10ベイター、魚の缶詰10缶ずつを用意した他に、セーブ社会扶助組織やガユーナーシン社会扶助組織にも寄付を行ったことがわかった。

(訳者注)
※1ピー=約1.25㎏なので、コメ6ピーは約7.5kg
 1ベイター(=100チャッター)=約1.63㎏なので、鶏肉とひよこ豆の25チャッターは約408グラム、ジャガイモとタマネギは約1.63キロになる。

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( 翻訳者:橋本莉奈 )
( 記事ID:5521 )