多くの場所の空気は深刻な汚染で屋外での活動を制限する必要がある
2020年11月06日付 VietnamPlus 紙
イメージ写真 (出所:ベトナム通信社)
イメージ写真 (出所:ベトナム通信社)

 大気質指数を計測するシステムによると、ベトナム北部の多くの計測地点で、とても有害なレベルであることを示す紫色となり、さらには8つの計測地点で健康状態により深刻な影響を与える危険なレベルである茶色になった。

 11月6日の午前、北部における多くの場所の大気は汚染が深刻で、健康状態にかなり有害であるレベルにある地点も多くみられた。
 環境専門家は、屋外での活動を制限し、扉と窓を閉め、屋外ではほこりを避けるためにマスクをつけることを推奨した。
 大気質指数を計測するシステムであるEnvisoft(資源環境省環境総局)や、PAM Airの情報サイトとアプリケーションプラットフォーム(D&L管理技術統合コンサルティング会社による)、Air Visual(スイスに本部を構えるIQAir社所属)によると、ベトナム北部の多くの計測地点で、とても有害なレベルであることを示す紫色となり、さらには8つの計測地点で健康状態により深刻な影響を与える危険なレベルである茶色になった。
 11月6日の7時30分には、環境総局の大気質計測システムは、バクニン省の2つの計測地点において紫色を記録し、大気質指数に関しては、トゥーソン市ドングエン街区の人民委員会ではレベル221、トゥアンタイン県スアンラム社の人民委員会ではレベル243を示した。
 AirVisualによると、ハノイ市とその周辺地区の計測地点すべてにおいて健康状態に害を及ぼす赤色が計測された。また、3つの計測地点においては大気質指数が214であり、健康状態にとても有害であることを示す紫色であった。 
 その中には、ハノイ市トーゴックヴァン通りのゴックトゥイとバクニン省トゥアンタイン県スアンラム社人民委員会の2つの観測地点が含まれている。
 PAMAirは、ハノイ、タイグエン、バクニン、バクザン、ハイズオン、フンイエン、ハナム、ニンビン、ハイフォン各省・都市のほぼ全域で、大気質指数が健康に良くないとされる赤色と紫色であると記録し、一番高い大気質指数は289であった。
 大気質指数が301から390である茶色が確認された8つの観測地点は、ハノイ市ロンビエン区ゴックトゥイ、バクニン市チャウケー街区ドンフック、フンイエン省にある2つの観測地点ティエンルー県タムノンとイエンミー県ザーカウ、タイビン省にある2つの観測地点クインフー県アンバイとタイトゥイ県トゥイアン小学校、ナムディン省にある2つの観測地点スアンチュオン県スアンニンとハイハウ県ハイハウ図書館である。
 資源環境省環境総局によると、北部は現在、大気中の汚染物質の濃度、中でも通常細かい粒子であるPM2.5が一年を通して最も高く観測される時期である冬の最中にある。
 夜と朝には、濃霧によって汚染物質が高所に上がるのが妨げられ、低地でとどまっている。住民は常に大気汚染の情報を更新し、大気汚染が最もひどくなる時間には、環境専門家のアドバイスを実施すべきである。

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( 翻訳者:安部生紀 )
( 記事ID:5613 )