ハノイ市、2030年までの人口戦略実施ロードマップを策定
2020年12月11日付 VietnamPlus 紙


 ハノイ市は確固とした新たな出生率を維持する。それは、出生時の自然な男女比のバランス、黄金の人口構造の活用、高齢化への適応などである。

 ハノイ市人民委員会は、ハノイ市における2030年までのベトナム人口戦略実施計画を公表した。
 それによると、ハノイ市は確固とした新たな出生率を維持する。それは、出生時の自然な男女比のバランス、黄金の人口構造の活用、高齢化への適応、合理的な人口分布と人口の質の向上、市の急速で持続可能な発展への貢献である。
 ハノイ市は2025年までに以下の目標を掲げる。人口900万人到達、第三子出生率を年平均0.15%に削減、85%の妊婦が出産前に少なくとも4種類のもっとも一般的な先天性疾患のスクリーニング検査を受け、90%の乳児が5種の先天性疾患のスクリーニング検査を受けること。出生時の男女比は女児100対男児111を超えないこと、85%の高齢者が定期健康診断を受けること、平均寿命75歳、うち健康寿命は少なくとも66歳に達すること。
 市は2025年までに、結婚前健康診断を受ける若者が85%に達し、18歳時における平均身長が男性167.5㎝、女性156.5㎝に達するよう取り組む。都市人口の割合は約58%で、農村と都市に住む人口を合理的に配置する。人口の98%が、市と全国の統一データベースシステムに登録、管理されるようにする。
 各セクター、分野、地域は人口データを用いて、社会経済発展戦略、スキーム、計画、プログラム、プロジェクトを策定し80%達成する。

 2030年までの目標に対しては、ハノイ市の人口は980万人に達し、新たな出生率を維持する。90%の妊婦が出産前に少なくとも4種類のもっとも一般的な先天性疾患のスクリーニング検査を受け、95%の乳児が5種の先天性疾患のスクリーニング検査を受ける。出生時の男女比は女児100対男児109を超えず、90%の高齢者が定期健康診断を受け、平均寿命は75歳以上、うち健康寿命は少なくとも68歳に達する。
 2030年までに結婚前健康診断を受けるハノイの若者の割合が95%に達することを目指す。ハノイの18歳平均身長は男性169㎝、女性が158㎝に達する。都市人口の割合は約65%で、農村と都市に住む人口を合理的に配置する。100%の人口が市と全国の統一データベースシステムに登録、管理されるようにする。 
 各セクター、分野、地域は人口データを用いて、社会経済発展戦略、スキーム、計画、プログラム、プロジェクトを策定し100%達成する。
 設定した指標を達成するために、市人民委員会は多くのタスクとソリューションを同時的に実施する。中には、各級の政権のリーダーシップ強化、人口事業に関する広報・運動内容のリニューアル、人口事業に関するメカニズムと政策のチェック、改善および補足、学術研究の強化および情報システムと人口データの完成、人口事業に携わる人材の確保、組織機構の強化とトレーニング、国際協力の強化がある。

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( 翻訳者:伊藤千恵美 )
( 記事ID:5681 )