ベトナム-カンボジアの陸上国境の84%が画定され標識が設置される
2020年12月22日付 VietnamPlus 紙
第18回ベトナム-カンボジア合同委員会の記録文書に署名するベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相とカンボジアのプラック・ソコン副首相兼外務国際協力相
第18回ベトナム-カンボジア合同委員会の記録文書に署名するベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相とカンボジアのプラック・ソコン副首相兼外務国際協力相

 ベトナム-カンボジアの陸上国境の約84%が画定され標識が設置されたという成果が記された2件の法的文書が2020年12月22日に正式に発効し、両国で政治的な意義を持つようになった。

 12月22日、ベトナムとカンボジアは、2019年10月5日に調印された「ベトナム社会主義共和国とカンボジア王国の1985年国境画定条約および2005年補足条約の補足に関する条約」(2019年補足条約)および「ベトナム社会主義共和国とカンボジア王国の陸上国境の画定・標識設置に関する議定書」(国境画定標識設置議定書)の批准文書の交換式を行った。
 交換式はオンライン形式で行われ、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相とカンボジアのプラック・ソコン副首相兼外務国際協力相が主宰した。
 批准文書の交換により、ベトナムとカンボジアの陸上国境の約84%が画定され標識が設置されたという成果が記された上記2件の法的文書が、2020年12月22日に正式発効し、両国で政治的な意義を持つようになった。

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 2019年補足条約と国境画定標識設置議定書の発効は、両国の大きな勝利であり、ベトナム-カンボジアの陸上国境の解決に向けた36年以上の過程において重大な歴史的意義を持つものであり、ベトナムとカンボジアの関係を強化し新たな段階に高めることに貢献し、両国の指導者が合意した「善隣友好、伝統的友好、全面的協力、長期的持続可能性」という方針を体現するものである。
 2019年に調印された2件の法的文書の発効は、共通の国境問題を共に解決していく中で、ベトナムとカンボジアの決意、善意、そして努力の現れである。
 2019年補足条約と国境画定標識設置議定書は、1985年国境画定条約および2005年補足条約とともに、新たな状況下におけるベトナム-カンボジア陸上国境の管理、防衛、開発の基本的な法的枠組みになるものであり、国境地域の安全保障、国防、社会の安全秩序を確実に保障するものであり、開発協力、友好交流、そして国境地域の住民の生活の向上の推進に貢献するものである。
 以上により、ベトナム-カンボジアの陸上国境は、平和、安定、協力、持続可能な発展の国境となり、アセアンの団結の強化・拡大、国際社会におけるアセアンの威信と地位の向上に貢献するものになる。
 今後、両国は、国境画定標識設置議定書に沿って、国境と標識の引き渡し、管理を早々に実行するための調整を積極的に行い、同時に、国境および国境ゲートの管理規定に関する国際条約の策定、また、国境の画定、標識の設置がまだ完了していない約16パーセントの国境の解決に向け、引き続き交渉を行っていく。

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( 翻訳者:沖田英恵 )
( 記事ID:5755 )