フラインターヤー区で逮捕相次ぐ
2021年03月18日付 The Voice 紙


ヤンゴン、 3月17日

戒厳令下に置かれたフラインターヤー区で一連の逮捕が続いていると目撃者が語った。3月17日午後、軍用車両に載せられていた逮捕者を下ろし、封鎖された道路の障害物を取り除かせ、さらに、路上での発砲などもあったとのことである。
目撃者によれば、「午後4時頃に銃声が聞こえた。家から見ていたところ、約20人の逮捕された人々が車から降ろされ、障害物を取り除くように言われていた。再度彼らを車に乗せ走り去った」とのことである。

また、銃撃はフラインターヤー6地区にあるナワディ団地とチャンズィッター団地のあいだで行われ、他の場所でも銃撃があったと、フラインターヤー区の住民は、ソーシャルメディアに記している。

17日午前中に障害物を取り除くよう、さらに取り除かぬ場合は、銃撃により解決するといったことを、軍用車両で地域内に来ては通告している。

フラインターヤー区アウンゼィヤ斜張橋の入り口で、軍事政権反対デモに対して、銃撃による弾圧が行われ、3月14日だけでも25人以上が死亡、多数の負傷者が出た。その後数日間、一連の銃撃による激しい弾圧で、今日までに60名以上の死者が出ている。デモの弾圧と同時に工場の火災も発生し、軍評議会は、放火によるものだと発表したが、確固とした証拠はない。

フラインターヤー区は人口密度が最も高く、国内移住労働者の数も最も多いタウンシップである。銃撃が続くため、数十万人の移住労働者がフラインターヤーを離れている。
(Facebook 2021/3/17 19:59)

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( 翻訳者:ビルマ語メディア翻訳班(TK) )
( 記事ID:5790 )