3つの郡/区で「奴隷教育はいらない」と学校の壁に書く血のストライキを行う
2021年05月06日付 その他 - ミャンマーナウ 紙

ヤンゴンとバゴーにある3つの郡/区で、住民と元生徒が高等学校の壁に血を模したペンキで「奴隷教育はいらない」という文を書くストライキを行い、軍事政権の支配下で教育を受けたくない意思を表明した。
ターケータ区第3高等学校とシュエピーダー区第1高等学校、バゴーにある第7高等学校で本日(4月25日)血のストライキを行った。もうすぐ授業開始の時期であり、軍事政権への抗議、権威への抵抗運動(市民的不服従運動、CDM)に参加しない教師たちがいるのでストライキを行ったのだ、とストライキ参加者が話した。
シュエピーダー区にある一部の中学校に軍評議会の武装組織がゲリラ部隊として配置されており、また第2高等学校に新型コロナウイルス感染症の予防センターを設置してあると情報提供者が話した。
血のストライキ活動を行うシュエピーダー第1高等学校でも、以前軍評議会の武装した軍人たちが配置され、後に移動していったので、「奴隷教育はいらない」ストライキ活動を実行することが可能となったという。軍事独裁下で開始する学校に通学しないよう促す動きがある。
毎年基礎教育学校(訳者注:小学校から高校を指す)では、雨季が始まる5月に入学・進級登録を受け付けることになっており、6月に授業開始業する。昨年(2020年)は新型コロナウイルス感染症が拡大しており、学校は休校となった。今年(2021年)2月に、軍指導者が選挙で勝利した政党の組閣を認めず政権を奪取した。
クーデターを起こした軍評議会の行動により民間人700人以上が死亡したことを、政治犯支援協会(AAPP)が発表している。

ミャンマーナウ 2021/4/25

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( 翻訳者:K.Y. )
( 記事ID:5890 )