NLD・AIDSセンター(NAS)にいるCDM公務員に、立ち退くよう軍が圧力
2021年05月07日付 その他 - エーヤーワディ 紙

5月3日、ダゴンミョウティッ(東部)郡区11地区、ハイスィンドゥーワー通り所在のNLD・AIDSセンター(NAS)に軍が来て、寝泊まりするCDM公務員に対し圧力をかけ、1週回以内に立ち退くよう脅迫したことが分かった。

現在センターには、労働者病院所属のCDM参加職員16人を含む家族合計42人が身を寄せており、脅迫を受けたため、退去しなければならない困難に直面している。

5月2日、そのセンターに、軍が侵入、捜索した後、建物を修理する際に使用する接着剤パイプ、セメントとセンターの植物用の化学肥料などを見つけると、爆破物を製造していると嫌疑をかけ、抗HIV療法ARTの薬を服用している患者3人、労働者病院のCDM職員8人と一時的に滞在している外部の人間一人を拘束、連行した。

5月3日、抗HIV療法ART薬を服用している若い患者2人、労働者病院のCDM職員7人と外部からセンターへ一時身を寄せていた一人を釈放したが、他の患者一人と労働者病院のCDMを行っている運転手は、拘束されたままであるということがわかった。

センターの責任者の一人は、軍が今なお拘束している患者について、「コー・ティンは自分のことをART薬を服用している病人だと言わずに、センターのセキュリティを担当していると話したことがわかった。彼らも殴打されている。彼が薬を飲めずに薬剤耐性になったら、状態は悪化してしまう。彼はもう長いこと薬を飲んでいる。センターに来てからでも4,5年くらいになる」と話した。

現在も拘束されている2人は、シュエピーダー尋問所に送られていることが分かっており、市民団体の一つがART薬を与えることができるよう努力しているということも分かった。

エーヤーワディー 2021/5/3

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( 翻訳者:ビルマ語メディア翻訳班(HM) )
( 記事ID:5893 )