僧侶、尼僧らは軍評議会の任命した関係当局に対して宿泊者名簿の報告を
2021年06月18日付 その他 - キッティッメディア 紙


ヤンゴン、6月17日

僧院は、在家信者だけでなく、来訪者として僧院で宿泊する僧侶、尼僧らも、宿泊者名簿を提出しなければならないと、郡サンガ長老委員会から指令書が出た。

6月12日にザガイン郡サンガ長老委員会委員長の僧侶が署名して配布した指令書に、ザガイン郡内の僧院に対し、他の州管区、郡、村から、さまざな理由でやってきている僧侶、尼僧、在家者などを、関係当局に、宿泊者名簿を提出する必要があると言う項目があった。

来訪者である僧侶や尼僧らは、名簿に定められた書式で書き込み、郡サンガ長老委員会、宗教文化省郡支部、地区管理委員長のもとに報告するように指令書には書いてある。

ヤンゴン市マヤンゴン区内のある僧院の僧侶も,ヤンゴンでも僧侶,尼僧ら宿泊者の名簿を当局に届けるよう指令があったと語った。


「僧侶というのは,国勢調査がない。(雨安居の時期に)登録された僧院にいる僧侶たちも、再度名簿を作らされている。そのそのリストに含まれておらず、他の場所から訪問している僧侶は、宿泊者名簿を,当局に届けなければならない。宿泊者名簿を当局に報告するというより、この僧院にはこれこれの僧侶がいるということを居住名簿にして出しておき、来訪者があれば,重ねて宿泊者名簿を当局に届けるという意味だ。以前の政府が統治していた頃は,僧侶に対してこのように厳格に管理しなかった。今はというと,僧侶も在家のように横並びに彼らの統治下に置く考えのようである。心持ちが異なるのだな」と住職は語った。

ヤンゴンの在家者の居住区でも,宿泊者名簿を調査し,逮捕が強化されており,また,宿泊者名簿を当局に届けるときにも,百チャット単位,千チャット単位を寄付金として与えなければならないこと等があると,地元の人々は,本誌(キッティッ・メディア)に語った。

キッティッ・メディア

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( 翻訳者:M.K, NY )
( 記事ID:5999 )