保健省、中国・シノファーム製ワクチン(Vero 細胞による不活化ワクチン)を認可
2021年06月04日付 VietnamPlus 紙
中国・シノファーム製ワクチン
中国・シノファーム製ワクチン

保健省、中国・シノファーム製ワクチン(Vero 細胞による不活化ワクチン)を認可


新型コロナウィルス感染対策に対応するためワクチンの緊急使用が認可された。Vero 細胞による不活化ワクチンは、中国・シノファーム傘下の北京生物研究所で生産された。



2021年6月3日、ベトナム保健省は、新型コロナウィルス感染対策にあたり緊急使用のためのワクチンの承認に関する決定を発出した。

保健省は、新型コロナウィルス不活化ワクチン(Vero 細胞)、またの名をSARS-CoV-2不活性化ワクチン(Vero細胞)(以下「ワクチン」と省略)を認可した。ワクチンは、0.5ml当たり6.5Uの不活性SARS- CoV-2抗原によって注射用懸濁液として調整される。

Vero 細胞による不活化ワクチンは、中国・シノファーム傘下の北京生物研究所で生産された。

新型コロナウィルス感染対策に対応するためのワクチンの緊急使用の承認には、満たすべき9つの条件がある。中央衛生疫学研究所は、法律の規定に従い、ベトナムにおけるワクチンに対する包括的な医薬品管理システムを展開する。ワクチンの使用にあたっては保健省のガイドラインに従わなければならない。

それに加え、ワクチンの使用過程で中央衛生疫学研究所は、科学技術・訓練局および適格な部局と連携し、保健省のワクチン・医薬品の使用に関する諮問評議会のアドバイスに基づき、ワクチンの安全性と有効性の評価を実施する必要がある。

本決定は署名日をもって発効される。

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( 翻訳者:田中佑佳 )
( 記事ID:6031 )