ベトナム航空、ワクチン約 100 万回分をホーチミン市に運送
2021年06月17日付 VietnamPlus 紙
約 100 万回分の新型コロナワクチンは、ホーチミン市がパンデミックを撃退する助けに貢献する重要な原動力となるだろう。
約 100 万回分の新型コロナワクチンは、ホーチミン市がパンデミックを撃退する助けに貢献する重要な原動力となるだろう。

ベトナム航空、ワクチン約 100 万回分をホーチミン市に運送


日本がベトナムに支援すると発表したワクチン約 100 万回分を運送するフライトがホーチミン市に着陸した。これは、ボーイング787という、ベトナム航空の中でも最大・最新の機体により、実現した。



新型コロナワクチン約 100 万回分が、今朝7時に離陸したベトナム航空のVN207便で、ハノイからホーチミン市に緊急で到着した。これは、日本がベトナムに支援すると6月15日に発表したワクチンである。ベトナム航空は運送にかかる全ての費用を免除した。

この数量の新型コロナワクチンは、ホーチミン市がパンデミックを撃退する助けに貢献する重要な原動力となるだろう。ホーチミン市における新型コロナウィルス患者の数は、ここ数日も増え続けている。ワクチン接種は、特に感染防止や軽症化について既に証明されている、期待される解決策である。

6月16日22時に日本からハノイにワクチンが到着した後、ベトナム航空は、ワクチンをホットスポットへと迅速に乗り継ぎできるよう、夜通し働く人員を手配した。貨物取扱作業員は絶えず働き、翌朝7時のフライト―6月17日にホーチミン市に向かう最初の便―の機体へのワクチン積み込みを確実なものとした。

運送中、ワクチンは専用保冷コンテナで保管される。コンテナの温度を常にモニタリングするために、貨物取扱作業員が数時間ごとに点検したり写真を撮ったりする。各コンテナは全て、国際航空運送協会の厳格な基準を満たす服務手順により、特別な貨物保管場所で保管される。今朝のワクチン運送は、ボーイング787という、ベトナム航空の中でも最大・最新の機体により、実現した。

新型コロナウィルスパンデミックが2020年初頭に発生して以来、ベトナム航空は国内外に120トンを超える医療用貨物を無償で運送してきた。その中には、全国の各省や都市への数百万回分ものワクチンも含まれる。国営の航空会社は今後も、共に手を携え新型コロナウィルスパンデミックを撃退するために、パンデミック対策用の貨物の運送支援を継続する。

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( 翻訳者:田中佑佳 )
( 記事ID:6072 )