軍評議会委員会と関わらないことを、パアン地元住民らは望む
2021年07月26日付 その他 - ミャンマーナウ 紙
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パアン地域住民らの寄付による酸素ボンベ購入費用先払いを、カレン州軍評議会に寄付したかのような間違った写真を撮られている。

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カレン州パアン市で、新型コロナウィルス感染症流行期のため必要な酸素ボンベ購入費用の支払い分を、カレン州軍評議会に寄付したという誤った情報が広まっているため、迷惑を被っていることを、パアン地元住民らが話した。

軍評議会のコロナ対策計画に地元住民らが寄付したかのように初めに述べたインターネットアカウントの中には、We Love Kayinという名前のフェイスブックアカウントも含まれていた。

そのアカウントに昨日(7月16日)、「軍評議会が先導して建設する酸素製造所について、このように協力し、寄付をしてくれたパアン市の人々、地域の長老達、善意の持ち主である国民のすべてに心から感謝する」と軍評議会議長が話したと書いてあった。

金銭の寄付があったことを写真と共に明らかにしていた。

市民は寄付しに行ったのではないと、パアン市カンナー通りで暮らしている40歳くらいの女性が話した。

パアン地元民が必要なときに使用できるよう、酸素ボンベを国境(訳者注:国境を越えたタイ側)で買って来られるよう皆で一緒に努力した。しかし、コロナ禍で国境が閉鎖されているため困難に直面したときに、この問題が生じたとわかったということを、安全のため匿名希望の先ほどの女性が続けて話した。

「市民に彼らが、コロナ抑制(管理)委員会経由で連絡してきたと分かった。彼らの酸素ボンベを分けてくれるが、1本30万チャットする。欲しいなら代金を先に支払えというので、4500万チャットを払いに行ってしまった。全部で150本のためのお金だ。お金を先に支払ったのだ」と酸素ボンベを入手にするため努力している人々を知っている先の女性が説明した。

お金を払いに行ったとき、それを写真に撮っていたと話した。

市民は、クーデターに納得しておらず、寄付をしたという記述を信じていない。それにも関わらず、そのような記述を読むことになり心中穏やかではないことを、パアンの時計台のそばで暮らす女性が話した。

「彼らに寄付しに行ったということを読むのは、不愉快である。年長者が、多くの人が納得していないことをするはずがないということは信じている。しかし、そのように書かれたことには納得できない」と彼女が続けて話した。

そのような記述と発言に関してより詳しく知ることができるよう、州軍評議会や市民側の責任者に尋ねたいのだが、連絡がまだ取れていない。

パアンの慈善活動家は、酸素を充填する機械を購入し、設置稼働させるために努力している。

必要な費用を地元民が皆で寄付していること、ヤンゴンの会社に支払う機械代金7500万チャットのうち手付金3000万チャットをすでに支払ったことを、民間組織で働いたことがある50歳過ぎの地元民の男性が話した。

「市民の寄付金だけで、元から進めている作業を引き続き行っていく。酸素製造所の建設、酸素の供給を、見返りを求めることなく引き続き実施していく」と酸素製造所の実現のため無償で協力している人々と親しい、パアンの先の男性が話した。

パアンにおいても新型コロナウィルスに感染している人が多く、彼らに必要な酸素を無料で充填できることを、入院、退院する人を救急車で搬送しているミャンマー社会救済組織(パアン)が発表している。

ミャンマーナウ 2021.7.17

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( 翻訳者:M.K )
( 記事ID:6075 )