ヤンゴンでは毎日の死者数が1200人を超え、市開発委員会が24時間ずっと火葬していると軍評議会は発表
2021年07月30日付 その他 - キッティッメディア 紙

 600万人以上が住むヤンゴンでは毎日の死者数が1200人を超え、開発委員会が公務員を3つのシフトに分け24時間体制で火葬していることを、ヤンゴン市開発委員会の副局長ドクター・アウミンモーの言葉を引用し、軍運営のミャワディーメディアが伝えた。
 ヤンゴンでは7か所の墓地で遺体を火葬しており、普段は墓地に毎日平均で100遺体から150遺体のみが搬送されるが、7月上旬には遺体が多くなり2回シフト制で火葬、7月8日に遺体はさらに多くなってきたので3回シフト制で火葬し、7月18日には遺体は合計1234体となっているという。
 「昨日(7月18日)はコロナウイルス患者で亡くなった人が169人、他の病気で亡くなった人が800人超であった。昨日、1234人の遺体を火葬しなければならなかった」とドクター・アウンミンモーは話した。
 葬儀を支援している慈善団体は、現在ヤンゴンの死亡率が増加していること、多くの国民が酸素を得られずに死亡し、コロナウイルスに感染していること、それにも関わらず軍評議会側は先の死者をコロナウイルス患者と認めないこと、高齢者が主に死者に含まれていることを述べた。

ヤンゴン・キッティッ・メディア 
ヤンゴン 7月20日

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( 翻訳者:Y.N. )
( 記事ID:6077 )