新型コロナウイルス対策に関する虚偽情報により6人に厳罰


ハノイ市情報通信局は、新型コロナウイルス対策に関する虚偽の情報を提供したとして、Facebook アカウント所有者に対して行政違反処分を行った。



5月14日午後のハノイ市情報通信局からの通告によると、2021年5月12、13、14日の3日間にかけて、新型コロナウイルス対策に関するヴー・ドゥック・ダム副首相の発言について、虚偽の情報を提供した行為により、6人のFacebookアカウント所有者に対して行政違反処分を行った。

詳細は以下の通り。

1.グエン・チー・スオン：Facebook のアカウント「ホー・シー・ハー・スアン」の所有者。ハノイ市ハドン区キエンフン坊在住。

2.チャン・タイン・ビン：Facebookアカウント「チャン・タイン・ビン」の所有者。ハノイ市ハドン区ヴァン・クアン在住。

3.グエン・フン・アイン：Facebookアカウント「グエン・フン・アイン」の所有者。タインスアン区タインスアンチュン坊在住。

4.ヴー・ティー・スアン：Facebookアカウント「ティック・チュー(ソアン・ヴー)」の所有者。ハノイ市ドンアイン県、ドンアイン町在住。

5.フン・ティ・ホン・ヴァン：Facebookアカウント「フン・ティ・ホン・ヴァン」の所有者。ハノイ市タインチ県ヴィンクイン社在住。

6.グエン・トゥン・ラム：Facebookのアカウント「グエン・トゥン・ラム」の所有者。ハノイ市ホアンキエム区ハンボー坊在住。

当局が明らかにしたところでは、上記の者らは独自に個人サイトを開設し、ソーシャルネットワークのFacebookを使って、「来週は重要な転換点となる。約4～6日で75から100から500名の感染者数に達するだろう。 (感染者数が500名に到達した後、) 約12日で感染者数は1000から5000名に上るだろう。(ヴー・ドゥック・ダム副首相)」とする記事を投稿した。

当局は、これは虚偽の情報であると確定した。

これらの記事を投稿した者らは、「インターネットサービスとネット情報の管理、提供、及び使用に関する政令」第72/2013 / ND-CP号（2013年7月15日付け）の第5条第1項e号の規定、および、遠隔通信・無線周波数、IT・電子取引分野における行政違反処分を定めた政令第15/2020 / ND-CP号（2020年2月3日付け）の第99条、3項、a号において行政違反処分について規定された、政令第72/2013 / ND-CP号の一部条項を修正・補充する政令第27/2018 / ND-CP号（2018年3月1日付け）に違反した。

これにより、各人は1250万ドン（訳注：約6万円相当）の罰金を科され、違反した情報の削除を要求された。

現在、上記の者らは既に情報を削除している。

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:吉武奏 ）
（ 記事ID:6096 )