ロシア、ベトナムへの最大の豚肉供給国
2021年06月10日付 VietnamPlus 紙


ロシア、ベトナムへの最大の豚肉供給国


ロシア連邦農業省は、国内供給量が多く、この部門での競争が激化しており、飼料価格が安定していることから、2021年に豚肉の価格は上昇しないと保証した。



2020年、ロシアは63,500トンの豚肉と内臓をベトナムに輸出した。これは、ベトナムへの豚肉の総輸入量の25%に相当し、ロシアは1億3,050万ドルの収益を得て、ベトナム最大の豚肉供給国となった。

駐モスクワのベトナム通信社特派員によると、ロシア連邦農業省は、肉及び肉製品の輸出はロシアの食料価格に影響を与えないと述べた。

同省は、国内供給が多く、この部門での競争が激化しており、穀物や油を規制する関税措置により飼料価格が安定している傾向にあることから、2021年に豚肉の価格が上昇しないと保証した。

優遇貸付措置は、畜産企業のコスト削減にも役立っており、原価の引き下げにつながっている。

ロシアの農業生産者は6月2日以降、豚肉の販売価格を0.2%引き上げたが、先週、価格は0.7%下落した。合わせて、子羊は1%安くなっているが、牛肉と鶏肉はそれぞれ0.9%と0.8%高くなっている。

ベトナムは国内の高い肉の需要に対応するため、豚肉だけでなく他の種類の肉も輸入している。2019年、アジアでのアフリカ豚コレラの蔓延により、牛の数が11.5%減少し、豚肉の生産量が12%以上減少した。

2020年のベトナムの豚肉の総輸入量は44%増加して27万トン近くとなっている。

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( 翻訳者:吉武奏 )
( 記事ID:6099 )