チャウメー郡、戦闘が激しく避難民が市内へさらに移動
2021年11月04日付 その他 - シャンタンドージン 紙


 シャン北部のチャウメー郡で、少数民族武装組織間の戦闘が引き続き激しいので、避難民が市内にさらに移動してきていることが調査から判明した。
 本日(11月4日)の昼に、フースン村落区に避難してきている住民が、市内のマンカー避難民キャンプとシャン文学・文化ホールに移動してきたことが避難民の支援者から分かった。
 「現在200人以上到着した。第一陣である。フースン、ベインサインの住民だという。さらに迎えに行っているところだ。社会福祉団体が集まって迎えに行くのだ。雨も降っているので非常に苦労している」と避難支援者のとある女性が本紙に話した。
 チャウメー郡フースン村落区には避難民が1500人以上いて、避難してから2か月以上過ぎていることが分かった。
 その地域の近くで少数民族武装組織RCSS/SSA(シャン州復興評議会/シャン州軍)と連合部隊の間での戦闘が引き続き激しいため、戦闘を避け避難している前述の地域の住民らが市内へさらに移動してきたことが地元民から明らかになった。
 「戦闘が激化している最中だ。戦闘の音も聞こえている。ここ1,2日はより聞こえる。かなり近づいてくるかのようだ。怖くて生活できないので移動してくるのだ」と避難民の女性が述べた。
 現在マンカー避難民キャンプに100人以上の避難民がいるため、あと100人前後のみ収容可能であること、さらにやってくる避難民はシャン文学・文化ホールに送り届けることが分かった。
 その他に、現在寄付者が非常に少なくなっているので避難民の食料調達に苦労していることが避難民支援者から分かった。
 「主に困難が生じているのは食料だ。現在避難民がさらに多くなり一層困難が生じている。寄付をしている人がとても少なくなってしまった。コロナの流行中でもあるので、仕事も順調ではない」とチャウメーのシャン文学・文化委員会の委員長リンリヤンハンが述べた。
 チャウメー郡のマンカー、マインティン、ナンソー、ベインカー、ナームン、チューショーとマインゴーの避難民キャンプを含めると現在までに少数民族武装組織の戦闘が原因で避難している人が2500人前後いることが分かった。

シャンタンドージン 11月4日

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( 翻訳者:YK )
( 記事ID:6152 )