カットリン-ハドン鉄道プロジェクト、検証・引渡され、操業開始へ
2021年10月30日付 VietnamPlus 紙
カットリン-ハドン鉄道プロジェクト、検証・引渡され、操業開始へ
カットリン-ハドン鉄道プロジェクト、検証・引渡され、操業開始へ

カットリン-ハドン鉄道プロジェクト、検証・引渡され、操業開始へ


 カットリン-ハドン鉄道プロジェクトは正式に検証・引渡され、初期操業に入る。



 建設工事の検証・引渡を行う国家検査評議会は、ハノイ都市鉄道カットリン-ハドン線の初期操業を開始させるため、投資主の条件付きの検証・引渡に投票を行った。

 2021年10月29日午後、建設省にて、建設工事の検証・引渡を行う国家検査評議会がハノイ都市鉄道カットリン-ハドン線の工事完成の検証・引渡結果の検討と評価を行う会議を開いた。

 評議会を代表し、評議長のグエン・タイン・ギ建設大臣は、現行の建設工事の検証・引渡と検証・引渡結果の検討業務に関する法の規定に依拠し、またプロジェクトの投資主(交通運輸省)や施工者の報告、プロジェクト実施過程で存在していた課題を克服した結果報告、投資主の工事完成の検証・引渡の結果と、専門家グループによる評価報告、現地での検査結果に依拠し、評議会の投票で9人中9人の構成員がハノイ都市鉄道カットリン-ハドン線の初期操業を開始させるための投資主の条件付きの検証・引渡の結果に同意し受け入れたと報告した。

 評議長のグエン・タイン・ギ大臣は、交通運輸省に対してプロジェクトの操業が始まる前にハノイ市人民委員会や関係機関と緊密に連携し、運行のシステム・設備・サービスのすべてをチェックしなければならない点に留意を促した。

 さらに、人材確保業務や実際の運行を保障する条件、操業過程で発生し得る問題、中でも運行に関して発見される問題の処理方法を検査する関連機関は、システムの安全評価諮問会に次のように勧告されている。操業初期に適した運行規定を統一し承認する必要があり、安全で法に則った操業に確実に入れるよう関連手続きを十分に実施する必要がある。

 ハノイメトロは、承認されている正確な運行規定とダイヤグラムに従って操業する。運行スタッフの成熟度も一歩ずつ向上する。操業初期は人々に案内を行い、安全を確保しプロジェクトの効果を発揮するため、宣伝・普遍化業務を良く行って人々にこの新たな交通手段に親しみを持ってもらう。

 プロジェクトの投資主を代表して交通運輸省のグエン・ゴック・ドン次官は、このプロジェクトは展開過程の間ずっと国家検査評議会や専門家たちの関心を集め、指導を受けてきたと述べた。投資主と中国の総合建設請負者は評議会が行った展開過程での問題や制約の克服についての指導、要請を厳格に実行したと述べた。

 「プロジェクトが国家検査評議会から検証・引渡の結果を承認されたことは、プロジェクトの新たな段階を示すものである。プロジェクトの投資主としての責任のもと、交通運輸省は今後もハノイ市人民委員会と緊密な協力を続け、評議会の要請に従った内容で展開し、政府首相の指導の精神に沿って操業を行う」とグエン・ゴック・ドン次官は述べた。

 ハノイ鉄道メンバー有限責任会社のヴー・ホン・チュオン社長によると、チームはカットリン-ハドン線の操業運行開始を受け入れる準備ができている。ハノイメトロも市人民委員会にプロジェクトの初期運行計画について報告を行った。




 これに先立つ10月29日午前、建設工事の検証・引渡を行う国家検査評議会はプロジェクトの現場で実際の運行操業の準備の検査を行った。

 評議会の代表団は全線で実際の操業運行開始に向けた検査を行い、同時に一部の駅(カットリン、フンコアン、イエンギア)でチケットや発券機の使い方案内、管理業務、各設備室の操作や、プラットフォーム、ロビーや改札、操縦室、信号設備室、情報設備室、電気設備室などで実際の運行などを視察した。

 最終地点で代表団はデポ区域の全体やユニットの設備、総合メンテナンスセンター(DCC)でメンテナンス状況を視察した。

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( 翻訳者:堀春佳 )
( 記事ID:6175 )