ンゲッチャウンムスリム国内避難民(IDP)キャンプで住居の修理と防寒着が必要になっている
2021年12月02日付 その他 - ウェスタンニュース 紙


ラカイン州パウトー郡にあるンゲッチャウン第一ムスリム国内避難民キャンプで住居の損壊が一層多くなっているため、修理が必要になっているとキャンプに住む難民と責任者が述べた。

現在住んでいる住居は2014年後半にラカイン州政府が建てたトタン屋根、ニッパヤシの葉でできた壁、12フィート(約3.6m)×15フィート(約4.6m)の床面積のものであることが分かっている。

上記の住居で約7年暮らしてきたので柱が破損してきたように、屋根も朽ちて壊れてきているため修理が必要になっていると難民が述べた。

キャンプにある住居の約80%は損壊が激しいため修理するよう政府関係当局と他の国際NGOへ要請したが、未だ修理されていないと上記キャンプの管理者のウー・シュェフラーが述べた。

「家はかなり損壊している。我々の側は住居を再建するため州政府と国際NGOに要請する。国際NGO側は彼らに関係がないと言う。州政府側も未だ何もしてくれない」と述べた。

ンゲッチャウン国内避難民キャンプには第一キャンプと第二キャンプの2つがあり、第二キャンプにある8戸で1棟の住宅になっているので半年から1年に1回修理していることも分かっている。

ンゲッチャウン第一国内避難民キャンプではキャンプが設置され生活し始めた時には8戸で1棟の仮設小屋で暮らし、その後2014年に州政府の計画で独立した住居の建設がされているのである。

住居は徐々に損壊してきており、誰にも修理してもらえない場合自らの収入でうまく修理し暮らさなければならない、と難民の1人であるウー・ソーマウンナインが述べた。

「住居はひどく壊れている。屋根は穴が空いてきている。壁も壊れてきている。そして柱も傾いているのだ。現在教えることで得た自分のお金が少しあるので防水シートを買ってうまくしのいでいる」と述べた。

収入のある人々は可能な限り修理できるが、収入が全くない人々は壊れている家でなんとかそのまま生活しなければならない、と重ねて難民の1人であるウー・アドゥーソーブーが述べた。

「私達は収入が全くない。仕事もない。家族6人と共に支援で食べていかなければならないのだ。家に住んでだいぶ経つので、屋根や壁の半分ほどが壊れている。そのまま住まなければならない。雨季は雨漏りする。現在の涼季も風が入ってくるので寒い」と述べた。

それに加えて現在3、4年間防寒着の寄付がないため、子供達と高齢者のため防寒着が必要であるとも上記キャンプの小学校教諭の1人であるウー・マウンヌーが述べた。

その他にンゲッチャウン第一、第二国内避難民キャンプの両方で、新型コロナウイルス感染症が流行し始めた頃から食糧供給が一部途絶え、健康管理も不十分となっているとキャンプで生活する人々が述べた。

ンゲッチャウン第一国内避難民キャンプでは1059世帯約5200人が生活しており、彼らは2012年以降政治的紛争によって移動してきた人々である。多くはパウトー郡からであり、ミェーポウン郡からも少しいることが分かっている。

ウェスタンニュース  12月2日

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( 翻訳者:A.I )
( 記事ID:6190 )