トヨタの「カムリ」2022年モデルがベトナムで販売開始。価格は10億5千万ベトナム・ドン
2021年12月17日付 VietnamPlus 紙
カムリ2022年モデルのうち完全に新しくなった2.0Qバージョンと2.5HVバージョン(ソース:TMV)
カムリ2022年モデルのうち完全に新しくなった2.0Qバージョンと2.5HVバージョン(ソース:TMV)

トヨタの「カムリ」2022年モデルがベトナムで販売開始。価格は10億5千万ベトナム・ドン


カムリ2022年モデルは、外観上はあまり大きな変化は見られないが、搭載エンジンや技術面では変化があった。とりわけ目新しいのはガソリンエンジン搭載の2.0Qバージョンと自動充電式のハイブリッドエンジン搭載機の2.5HVバージョンである。



12月17日午前、トヨタ・モーター・ベトナム(TMV)は正式にDクラスセダンにあたるカムリを4バージョン販売することを発表した。うち2バージョンは、2.0Qバージョンと自己充電式ハイブリッドエンジン搭載の2.5HVバージョンである。販売価格は10億5千万ベトナム・ドン(訳注:約490万円相当)からとなっている。

カムリは、外観上はあまり大きな変化は見られないが、搭載エンジンや技術面では変化があった。2.0Qバージョンおよび2.0Gバージョンは、2.0LエンジンにCVT変速機を組み合わせ、176馬力の出力を実現している。

カムリ2.5Qバージョンは207馬力出力可能なエンジンを搭載し、旧来の6速に代わり8速ATを組み合わせた。2.5HVバージョンは電気エンジンを組みあわせた2.5LのガソリンエンジンとE-CVT変速機を搭載しており、176馬力の出力が可能である。

トヨタ・モーター・ベトナムによれば、新型カムリの2.0Qバージョンは、パドルシフトや電動式ステアリング、ワイヤレス充電、死角警報システム、ステアリング・ディスプレイ、自動スロットルなどの点において多くの改善がなされている。

加えて、この車には予防安全システムの「トヨタ・セフティセンス2.0」が搭載されている。このパッケージに含まれるのは、オートマーチック・ハイビームやレーンディパーチャー・アラートとステアリング制御、レーダークルーズ・コントロール、衝突回避支援システムである。

カムリはベトナムにて、黒218、黒222、赤、パールホワイトの外観4色を展開する。内装に関しては黒とベージュの2色展開となる。正規価格は、10億5千ベトナム・ドンから14億4千9百ベトナム・ドンになり、Kiaの「K5」やマツダの「Mazda6」、ホンダの「Accord」、VinFastの「Lux A2.0」と対抗することになる。

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( 翻訳者:新里フランコ )
( 記事ID:6256 )