エーヤーワディ管区、停電のため一部の事業が停止
2022年02月14日付 その他 - ミッズィマ 紙


2月13日

エーワーワディ管区内の郡全域で、1日に14時間以上停電し、日中数時間のみ電気がくるので、電気で行う事業は、一部停止を余儀なくされていることが分かった。

毎日午前4時から夜10時まで停電になっており、日中は数時間断続的に電気が来ると地元民は話した。

「朝、夜も明けないうちから停電。昼間は3時間停電の後、一瞬30分ほど電気が来る。そんな感じで交互に停電が続く。夜は10時以降電気が来て、午前4時ごろまでは来ている。家に必要な水を[モーターで汲み]上げたり、バッテリーをチャージしたりすることしかできない。冷蔵庫を使うとか、料理するのは無理だ」とニャウンドンの地元民の一人は話した。

停電時間が長いので、電気を使う事業の一部は完全に停止しているとのことだ。

「12月くらいから始まった。今はさらにひどくなっている。12月の頃は、電線を修理するため電圧を下げるというので、そうなのかと思っていた。今は2008年頃に戻ってしまった。あいつがクーデターを起こしてからこうなった。一日中停電だ。燃料費もすごく上がって、ジェネレーターで仕事をするといっても、割に合わない。コピー屋、コンピューター印刷の店は、日中注文を受けて、夜仕事をしなければならない。室内でできる仕事ならそうだが、大掛かりな事業の場合休業だ。10年前、いや15年くらい前に逆戻りだ」とパテイン市のコンピューター印刷の経営者が話した。

停電が長期に続いているが、軍評議会の電気料金は以前より徴収されるようになっていると地元民は話した。

「12月は1か月で電気料金の知らせが3枚届けられた。支払わなければ電気を止める。支払っても停電で電気料金だけは高いまま。ウー・テインセイン政権が終わる前、家にあった電気計量メーターを、柱に無理に取り付けてしまったので、メーターのユニットがチェックできない。それをいいことに、料金を強引に徴収している。奴らに金がないことは確かだ。私たちの友人で酒店の経営者の場合、酒類ライセンス料は普通、年に一度支払うが、いま6か月分を前払いせよと言ってきている。国民はソーラーでやりくりしている」と地元民の一人は話した。

ミッズィマ 2022/2/13

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( 翻訳者:ビルマ語メディア翻訳班(HM) )
( 記事ID:6275 )