パレ―郡チャウンウー村で住宅に放火された住民のために委員会を結成し、協力支援を本日開始
2022年02月20日付 その他 - ミャンマープレスフォト 紙


ザガイン管区チンドゥイン川西側インマービン県パレ―郡チャウンウー村の家に放火された住民のため、委員会を結成し、協力支援を本日開始した。
 この協力支援のため、チャウンウー村の近隣の村人および民間団体を含むチャウンウー火災被災者支援委員会を結成し、火災の被害にあった村人を可能な限り支援していくと、チャウンウー火災被害者支援委員会結成メンバーの一人が述べた。
 「委員会を結成して支援していく。今日、火災にあった家屋のリストを作成しはじめている。昼12時過ぎまでにはまだ確実に情報収集できていない。家屋は推定で387軒が焼失してしまった」とチャウンウー火災被害者支援委員会結成メンバーの一人が説明した。
 2月18日午前9時頃、チャウンウー村に暴力的軍評議会の兵士とその手下であるピューソーティー(翻訳者注:暴力団のような組織。記事番号5941参照)の兵士が村を三角形に囲むかたちで火をつけた。
 「軍の犬(訳者注:軍に対する卑称) とピューソーティーが戦闘もないのに村に放火したのだ。僧院と学校を完全に避けて、村を囲んで三角形になるよう3か所に分けて放火した」とチャウンウー村の住民が説明した。
 パレ―地域内にあるインマティー村とズィーピューゴン村に、ピューソーティー一味と暴力的軍が拠点を置いており、彼らが放火をしたことを地元民が述べ、国民防衛部隊(PDF)の側がやったことだというフェイクニュースの流布がおこっていると分かった。
 この放火による死者がいなかったのは、インマティー村とズィーピューゴン村でピューソーティーの一味が拠点を開設した2月13日以降、チャウンウー村民は近い親類のいるそれぞれの村に移動していたためであったと、匿名希望の一人がMPAに説明した。
 2000人以上が暮らすチャウンウー村はパレ―地域内で5回目になる全村放火にあった大規模村であり、暴力的軍評議会の軍は、戦線拡大した場所であるムエトウン村、パン村、フローガージー村、ミンタインピン村に対しても火を放った。

2022年2月20日ミャンマープレスフォトエージェンシー

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( 翻訳者:ビルマ語メディア翻訳班(SA) )
( 記事ID:6279 )