パルーソー西側にいる避難民は緊急で食糧が必要
2022年03月11日付 その他 - カンターラワディタイムズ 紙


カレンニー州(翻訳者注:カヤー州)パルーソー郡西側に避難している人々は衣食住に困っており、食糧が途絶えている。
 「何か月分くらいあるのかといえば、当面のところはほぼないに等しい。少しだけ、自分たちのできる方法で集めているものと、寄付者が寄付してくれた食糧とで、1か月分ほどにも満たない」とパルーソー西側のある避難民キャンプの責任者が述べた。
 一部の避難民は雨季の間に植えた食物を収穫したので何とかなるが、農業労働者をしていた人たちは現在、食糧が途絶えている。
 食糧がないので、人数の多い家族は食事を減らしている状況だとわかった。
 そのほか、物価が上がり(戦闘により)道路状況も悪いので、栄養のある食糧を購入して食べることができず、子供たちの健康に問題がでてくることを避難民の両親は心配している。
 「困難はいろいろある。現在は、道路も封鎖されているので衣食住があまり満ち足りていない。お金もないので、物価が上がって私たちは買って食べることができない。今は子供たちも多いので衣食住にかなり困っている。子供たちにも栄養のあるものを食べさせられない。それから、子供の健康に問題が出てくるのをとても心配している」と避難民女性が述べた。
 戦闘による交通事情悪化と同時に、寄付をしてくれる人が来ることにも支障をきたしており、1か月に1度だけ(寄付者が)訪問してくることが分かった。
 現在カレンニー州では毎日戦闘が発生しており避難民が毎日増加しているのと同時に、今の場所からさらに避難しなければならない人もおり、カレンニー人権団体の統計によれば、避難民は約15万人存在する。

カンタラワディ・タイムズ 2022年3月11日

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( 翻訳者:ビルマ語メディア翻訳班(SA) )
( 記事ID:6285 )