軍評議会による2022-23学年暦も引き続き不服従運動 (CDM)を行うことをCDM学生支援チームが奨励
2022年05月10日付 その他 - バーマアソシエーテッドプレス 紙


ヤンゴン 5月10日

軍評議会が間もなく開始予定の2022-23学年度教育に関して、学生が引き続き不服従運動(CDM)(訳注:一般的には公務員による職場離脱を指すが、ここでは学生による軍側教育制度への抵抗、大学、学校不登校運動を指す)をすることが必要だとCDM学生支援チーム(CSST=CDM Students Supporting Team)が呼びかけた。
「子供たちの年齢は重要ではない。子供たちの教育による能力の方が重要だ。そのため子供たちを軍の奴隷となる教育制度に就学させないために促している」とCSSTは語る。

きたる2022-23学年度に学生たちが学習を継続できるよう、(クーデター政府を倒すまでの)移行期間教育の充実にむけて国民統一政府の教育省を含む関係教育組織と引き続き協力している。

「すべての親は、子供たちが教育を得られない事を恐れている。教育を得ていなくても食べていけるという言葉を言いたくないが、このような(軍の)悪い教育を受けることは恥ずかしいことだ。素晴らしい教育制度を、私たちが信頼し頼りにしている国民統一政府が提供してくれると信じている」と軍評議会の教育に参加せず、CDMを行っている小学生の母親が語った。

春の革命時、軍評議会が開いた学校に通わず、CDMを行っている国内の高等教育と基礎教育の学生は75%以上を占めている。
そのような学生の教育に関わる進級、出席などの問題への心配がないことと、国民統一政府によるフェデラル教育制度が始まった時に年齢、習熟範囲によってクラスに参加することができると国民統一政府の教育大臣が発表した。

「私は国民統一政府(NUG)の教育省を信じており、最後まで市民的不服従運動(CDM)を行う。自分自身、真義というものを大切にしており、同じように、自分の子供も真義を受け入れるCDM学生の一人となってほしい。学生や両親すべてが、自分の信じる信念をしっかり持って、引き続き歩んでいってほしい」とある一人の中学生の母親が言った。

CDM学生支援チームは、(革命の成就までの)移行期間の教育の実施に尽力し、ミャンマー無料オンライン教育機関(Free Online Educational Institution Myanmar=FOEIM)を国民統一政府と協力し移行期間の授業を解放開放区で開設した。さらに、CDMを遂行する学生として軍評議会の教育システムをボイコットをしている間、基礎教育のすべての学年、すべての教科の3,300以上のビデオを作成し、国民統一政府のテレグラム・チャンネルMBEH Telegram Channels QR codeで共有している。

「私の子供は中等課程の8年生だ。コロナ感染症が広がって以降、学校を休ませており、今に至るもそれは続いている。軍評議会の教育が好ましくないので去年も通わせず、今年も通わせない予定である。時折子どもの教育について考えると不安を覚える。学校に通わせなかったことを後悔はしない。他の言語を学ばせたりしている。オンライン学習もさせている」と匿名である学生の母親が言った。

現在CDMを遂行している高校生と中学生にCDM ID for Studentsと基礎教育学生課連盟(Basic Education Student Affairs Federation=BEASF)の準備したCDM IDを発行できるようにしている。

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( 翻訳者:MY.S, N.M.M )
( 記事ID:6339 )