ヤンゴン市中心部で爆発が起こり、9人が負傷、1人が死亡
2022年05月31日付 その他-ミャンマーナウ紙 紙
ヤンゴン市チャウタダー区、アノーヤター通りと35番通り(上ブロック)の角にあるバス停で、本日(5月31日)爆弾が爆発した後の光景(写真ーCJ)
ヤンゴン市チャウタダー区、アノーヤター通りと35番通り(上ブロック)の角にあるバス停で、本日(5月31日)爆弾が爆発した後の光景(写真ーCJ)

賑わう市中心部のバス停で発生した爆発に対し、強く非難するとNUGが述べた。

ヤンゴン市チャウタダー区アノーヤター通りと35番通り(上ブロック)の角にあるバス停で本日(5月31日)午後3時半頃爆発が発生したところ、男性9人が被害を受けて怪我をし、1人が亡くなったことが病院に搬送したリンレッ社会救助組織によってわかった。

多くは頭や足に怪我をしたこと、救急車によってヤンゴン総合病院へ搬送されたこと、近くにあった車1台に被害があったことを目撃者の3人が述べた。

「怪我した部分をパソー(訳者注:男性用の腰に巻く衣服)で縛った。携帯ショップの中に倒れていた1人は頭に当たった。ジーンズを穿いた(写真)1人は足に当たった」と目撃者の1人は述べた。

軍評議会の軍、警察、消防隊の約200人がアノーヤター通りを、爆発が起きた場所からマハーバンドウラ通り(バー通り)とパンソータン通りまで封鎖して、捜査しているともう1人の目撃者が述べた。

軍評議会が捜査をしている時、別の爆弾2つが見つかり、爆破処理したと35番通りに住んでいるある人が認めた。

「4つあると彼ら(軍評議会)がどのように知ったかは分からない。1つは人に当たった。さらに2つは(軍評議会が)爆発させた。さらにもう1つを探し回っている」と35番通りに住む人が言った。

爆発後1時間以上経過した夕方5時前に、爆発音を再び2回聞いたと、上記とは別の情報元である2人も認めた。

現在軍評議会はアノーヤター通り一帯の店全てを閉めさせ、誰もその場を離れさせないと35番通りに住んでいる人は述べた。

「人も立ち去ることができない。車も出させない。彼らが言うには、この辺りに爆弾が4つあるって。今人々も商店も、全て静まり返っている。通りの端の店も閉まってしまい、もう出ることが出来ない」。

国民統一政府(NUG)の国防省次官ウー・ナイントゥーアウンは、現在の爆発事件を最も強く非難する、これをNUG傘下の団体が遂行することは全くもってありえないとMyanmar Nowにコメントした。

「罪のない民間人への攻撃は一切受け入れることが出来ないということを、私たちはすでにきっぱりと表明している」とウー・ナイントゥーアウンが述べた。

「この出来事は、国民とPDFらNUG政府との間に亀裂を生じさせる目的で行われた可能性があると思われる」。

NUG傘下のヤンゴン管区防衛隊司令部の担当者も、この爆発事件を起こした者たちに徹底して対抗措置をとると述べた。

「この爆発事件は革命を破滅させたがっている暴力的な軍評議会の画策したことである」と上記の担当者は評した。

爆発事件に関する詳細や事実はまだわかっておらず、夕方6時現在軍評議会はまだニュースを報じていない。

ヤンゴンでは、クーデターを起こした軍評議会の兵士たちをターゲットにした爆破や襲撃事件は立て続けに起こっている。

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( 翻訳者:K.Y.M )
( 記事ID:6376 )