モン州で、昼夜問わず宿泊者名簿を厳格に立ち入り調査するよう、軍評議会が指示
2022年06月17日付 その他 - タンルインタイムズ 紙
軍評議会関係者が店舗でPSI衛星テレビアンテナを没収する様子
軍評議会関係者が店舗でPSI衛星テレビアンテナを没収する様子

モン州では今、昼夜を問わず宿泊者名簿の立入検査を実行するよう軍評議会が指示していることが分かった。

ヤンゴンを含む、見てわかる(地下潜伏活動ではない)デモ活動が活発な地域で軍当局への反対運動を行う人々が、逮捕されたのちモン州に来て身を隠しているという情報が軍評議会に入った。

このため、モン州では現在宿泊者名簿を厳格に調査し住民票と正確に照らし合わせるよう指示があったと、軍評議会関係者が本紙(タンルインタイムズ)に語った。

現在のように宿泊者名簿の立ち入り調査をしているので、通行人を足止めして取り調べる際、不審人物が抵抗した場合軍評議会側は発砲するよう命じているという。地元住民によれば、軍評議会は6月15日から、関連するそれぞれの郡で宿泊者名簿の立ち入り調査を実行しているという。

6月13日にヤンゴンで若い反軍事活動家の一部が逮捕されたのち、軍評議会は残りのメンバーを宿泊者名簿から入念に追跡し、拘束している。

国内において、ヤンゴン、マンダレーなどを含む地方都市では軍への抵抗運動が活発だが、モン州では都市部のストライキ行動が完全に停止した。

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( 翻訳者:YA, YS, FH, GM )
( 記事ID:6449 )