新型コロナウイルス感染症の感染率が高くなっているが、多くの国民は通常通り職場へ
2022年09月13日付 その他 - バーマアソシエーテッドプレス 紙


ミャンマー国内で新型コロナウイルス感染症の新型株であるオミクロン株の感染率が再び高くなってきているが、低所得者層の一部は通常通り出勤していることがわかった。
「私は先週熱があった。のどが痛かった。においも感じなくなっていた。調べなかったが、新型コロナウイルスに感染したのだ。それを、会社は1日だけ休暇をくれた。具合が悪くても出勤しなければならなかった」と匿名希望の会社員が述べた。
以前は、熱が出ても咳・鼻水・のどの痛みでも、少なくとも5日間休暇を与えられ、しなければならない仕事を在宅で行う許可を得られたが、現在は休暇を取るのが困難であり、マスクをして仕事をしなければならないことを、先の会社員は述べた。
軍評議会の下にある保健省の発表によれば、9月12日だけで、新型コロナウイルスへの新規感染者は200人以上見つかっている。
8月半ばから一部の診療所では熱が出てのどの痛みがありにおいを感じなくなる人が診察に来ることが多くなっており、診療所に来た人は高齢者と中年層が多いことがわかった。
「今は新型コロナウイルス感染症も恐れなくなった。コロナより怖いものが多くなっているから。最近では私たちの診療所に来た人たちは熱が出てのどが痛いという人が多い。重症になるということはなく、少し熱があってのどが痛いとは言うが、診療所に来て注射して薬を飲んで、通常通り仕事にいっている」とターケータ区で個人診療所をひらいている医者が述べた。
現在、新型コロナウイルス感染症の症状に重いものはそれほどないため、多くの国民はよくある発熱のような症状にだけなること、新型コロナウイルスに感染していても、以前のように隔離するようなことはなく、いつも通り出勤したり物を売ったりしながら奮闘していることを先の医者が述べた。
「私はのどが痛いのが3日続いた。熱は出なかった。鼻水も出なかった。気になったので検査をしたらコロナに感染していた。感染してしまってもしょうがない。出勤した。通常通り仕事をした。マスクはもちろん全く外さなかった」と販売員の女性が述べた。
新型コロナウイルス感染症に関する発表によれば、本日までに、新型コロナウイルス感染症の検査数は合計885万5571件で、検査による陽性者は合計61万7056人、回復者は合計59万4339人いる。
また、新型コロナウイルス感染症による死亡者は本日までに合計1万9442人になっていると軍評議会の下にある保健局が発表している。

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( 翻訳者:ビルマ語メディア翻訳班(SA) )
( 記事ID:6486 )