マウンドー市で避難民にICRCが食糧を含む日用品を支援
2022年09月24日付 その他 - ナリンジャラ 紙
写真:ICRC
写真:ICRC

ラカイン州マウンドー郡北部地域で発生している戦闘から避難してきた人々に対し、赤十字国際委員会(ICRC)とミャンマー赤十字社は、食糧と日用品を9月初旬に支援したことをICRCが9月24日に発表した。

支援した物品は、食糧、生活必需品、ブルーシート(タープ)、簡易ろ過用水壺、経口補水塩、マスクであったという。

さらに、医療団体もデング熱およびよく見られる発熱について講習をし、加えてICRCの緊急患者移送支援についても知らせたと発表に述べられていた。

ある僧院に現在避難してきている母親は「私は子供と一緒にここに来た。食べ物は何も持ってこられなかった」と述べた。

その母親はさらに「この物品は私たちにとって必需品だ。米は特に必要だ」と続けて述べたことがニュースで明らかになっている。

ICRCマウンドーのエンジニアであるコー・ゾーミンは「今回のように緊急支援と一緒に組み合わせて講習も実施するというような支援は、彼らの健康にとって大変重要だ。それから、私たちは家族が、清潔でない水やその水を介して発生しうる病気を回避することができるよう、簡易ろ過用水壺の正しい使用を奨励してきた」と説明したと述べた。

ラカイン州マウンドー郡北部地域で戦闘が激しくなっていることにより、何千人もの人々が住んでいる場所を離れていること、多くは自分たちの持ち物を置いてこなければならず、マウンドー市一帯にある臨時避難所に避難してきて暮らしていること、避難民らは人道的支援を早急に必要としていることが発表で述べられている。

アラカン軍(AA)とミャンマー軍評議会の軍はマウンドー郡北部で激しい戦闘を行っていることがわかった。

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( 翻訳者:ビルマ語メディア翻訳班(SA) )
( 記事ID:6496 )