クーデター以降7,000人以上の民間人が死亡、ザガイン管区が死者最多
2022年10月12日付 その他 - ミャンマープレスフォトエージェンシー 紙
ザガイン管区内で戦火を逃れる人々を目撃した時-古い写真
ザガイン管区内で戦火を逃れる人々を目撃した時-古い写真

テロリスト軍評議会が全権を奪取して以降この間、武力紛争による民間人の死者が発生しており、ミャンマー全土のうちザガイン管区で最も多くの民間人が死亡したことが分かった。

政治囚支援協会(AAPP)とミャンマー戦略政策研究所(ISP-Myanmar)が収集した情報によると、武力紛争によりザガイン管区内で、少なくとも1,512人の民間人が死亡したと言う。

2021年2月1日から2022年9月20までの間で死亡した民間人は7,158人にのぼり、その内、抗議活動中の銃撃とテロリスト軍評議会に拘束されている間に死亡した人が、少なくとも2,300人いることが分かった。

少なくとも1,317人の民間人は、戦闘や武力衝突のさなかに死亡し、テロリスト軍評議会側が発表したリストによると、ダラン(密告者)と告発され、殺害された人が3,542人いた(別個の独立系組織による検証はなされていない)ことをISP-Myanmarが伝えた。

テロリスト軍評議会の軍部による拘束中の発砲や拷問により、少なくとも701人の民間人が死亡したと言われる。ISP-Myanmarの記録によれば、その内、男性629人以上、女性38人以上、LGBTQ1人、性別不明者33人が含まれていることが分かった。

ISP-Myanmarは、民間人の死亡について、尋問センターや軍の野営地、警察の留置所で逮捕、拘束されている間に死亡した人、武力衝突が発生している地域で捕まえられ焼き殺された人、戦闘中に道案内として拘束、連行されて死亡した人々であることを明らかにした。

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( 翻訳者:NY )
( 記事ID:6503 )