ヤンゴンにて集団強盗や泥棒が増加しており、人々が怯えている
2022年10月25日付 その他 - ミャンマープレスフォトエージェンシー 紙


2022/10/25

 ヤンゴン市において、集団強盗や単独での強盗が増加していることで、国民は怯え、社会不安が増大していると、ヤンゴン市民が話す。
 今年7月末以来、ヤンゴンにおいて泥棒、強盗、スリや集団での強盗が多く発生しており、市内いたるところで犯罪が横行していると彼らは言う。
 「現在継続的に窃盗が行われている。今朝にも私たちの住む通りにあるアパート2部屋に盗みが入った。電話やノートパソコンを持っていかれた。夜の2時から3時の間のことだった。犯人は盗む前に下見していた様子だった。文字通りスパイダーマンのように手足を横のアパートの壁にくっつけて、登っていた。そしてアパートの部屋の中に落ち着いて侵入すると、盗みを実行したのだ」とサンジャウン区のパンタノー通りに住んでいる女性が話した。
 盗みを犯す人々は小さな武器を携行し、単独ではなく集団の犯行であり、盗みに入る家を前もって調査をしてから犯行に及んでいると、ティンガンジュン区に住んでいる男性も話す。
 「今月2日にマリカ住宅街の近くで泥棒が捕まった。泥棒たちのうち一人を捕まえたので調べたところ、彼らは徒党を組み、盗んでいたことが分かった。実行する前の4日間くらいのうちに、周囲の環境と人の往来を見るため、家を探しているようでもあり、道を尋ねるようでもあり、そうしたふりをして近づき、調査している。高齢者しか家にいない昼間に侵入し、盗みを働く。幸運なことに、早めの時間に帰宅した、働きに出ていた家主と鉢合わせたが、家の裏手でばったり会った。ナイフで脅して逃げたので大きな声で叫んでようやく、近所の人が一緒に捕まえてくれた」と彼は話す。
 ヤンゴン管区内のサンジャウン、チーミンダイン、ラインターヤー、ラタ、ターケータ、ライン区で盗みがほぼ毎日起こっており、テロリスト軍評議会による夜間外出禁止の時間に盗みが行われているとヤンゴン市民の話によってわかった。

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( 翻訳者:斎藤紋子 )
( 記事ID:6526 )