ヤンゴンとマンダレーで気温上昇のためホテルや宿泊所で暑さを逃れて過ごす
2023年04月21日付 その他 - デルタニュースエージェンシー 紙


4月21日

ヤンゴン、マンダレーにあるホテルや宿泊所では、停電と厳しい暑さから逃れるため宿泊しに来る人々が多くなってきたため満室になっていると住民らが語った。

ここ数日間ヤンゴン、マンダレーや非常に多くの場所で電力遮断が悪化しており、気温がとても上昇しているため、住民らはひどい暑さに辛く耐えなければならず、仕事もままならないため今のようにホテルや宿泊所に来て暑さから逃れているのだと述べた。

「水祭りの間は電気が一日に4時間程度だけしか通らない。仕事が終わらない。停電してしまったら仕事にならない。私たちはオンラインショップを運営しているから、より一層困る。ライブ放送(翻訳者注:オンライン通販)で商品を売らなければならないときに、停電や、猛暑のせいで仕事にならない。子供たちもオンライン授業を受けているので、すべてがうまくいくように家族で泊まりに行っている」とヤンゴン市にてオンラインショップ(通販)の仕事をする人が本紙に述べた。

現在のようにホテルと宿泊所には暑さから逃れる人たちが多くなってきているのと同様、新生児とその母やお年寄り、健康状態が芳しくない人々も、現在の状態に対処できるようホテルや近所の宿泊所に行って滞在せざるを得ない。

「子供が暑すぎて眠れなくて、夜間も子供が泣くのでよく眠れない。昼間も子供が幼いので暑すぎてひどく泣いているため、暑さをしのがなければならない。家で電気が通ったり止まったりで、時には一日中停電している。ホテルや宿泊所も高いのでずっと泊まっていられない。夜は子供が寝られるよう一晩中うちわであおいでいなければならないだけで、相当苦痛だ」とマンダレーに住む子供の母親が語った。

現在のように、停電状態でホテルや宿泊所に暑さから逃れて来る人々が一層多くなっているように、誕生日会、パーティーや会議を行うためにも(ホテルなどを)訪れている。そのため、ホテルや宿泊所は再度仕事が回りだしているが、エアコンやその他必要な電力のために、発電機を動かしてサービスを提供しなければならないので、費用が増え苦労もある、とチャンエーターザンにある小規模ホテルのマネージャーが述べた。

「客は自然に来る。以前よりも多くなっている。誕生日会や写真を撮りに来る人たちも多くなってきている。宿泊だけではない。仕事をしに来る人たちもいるということは、事業が意図せず動き出しているという状況だ。なぜなら電気は止まっていることが多い。発電機はガソリンが必要だからガソリン価格も高騰している。そういう苦労もある」と語った。

停電の時間に発電機を動かすために部屋代が通常より高く請求されるようなことが出てきているということも、訪れた宿泊客らが述べた。宿泊所の部屋代は30,000から50,000チャットまでで、大きいホテルになると50,000チャットから数十万チャットにもなっていると述べている。最低ランクの宿泊所では扇風機が設置されたとも述べた。

水祭り休みの後には停電がとてもひどくなり、1日で電気が4時間程度しか供給されないと市民が述べた。

「いつもなら仕事に行っているので、丸一日仕事場にいる。夜は昼間ほど暑くないが、家には家族が多いのでそこにいられず、夜は家の近くのパゴダに行ったり、家の前に出てそこに座ったりしている。この時期の暑さから逃れるためミャンマープラザ、ジャンクションシティー、シティーマートに行く人もいる。姉たちは家の内外の日陰になる木の下などの場所で敷物を敷いて座っている」と南ダゴンに住む人が述べた。

猛暑から逃れるためホテルや宿泊所を訪れ滞在する人々もいれば、デパートやショッピングモールなどを訪れて暑さから逃れる人々も多くいる。

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( 翻訳者:K.Y )
( 記事ID:6629 )