一週間のコロナ感染者が1000人を超え、数人の死者が出てきている
2023年05月04日付 その他 - ミャンマープレスフォトエージェンシー 紙


2023年5月2日 CJ022

ミャンマー国内における一週間のコロナ変異株感染者が1000人以上にのぼり、本日5月2日の夜8時までの確定情報によれば、ヤンゴン市とピー市において死者が数人出てきていることが取材によりわかった。

そして本日午後に再びわかった情報によればピー市にある500病床病院でも67歳の女性が死亡したことが一部情報源からわかった。

軍評議会管轄下の保健・スポーツ省の発表によれば、ミャンマー国内のCovid-19感染者が一週間の間に1000人以上出てきており、ヤンゴン市ラター区とダゴンミョウティッ東部区で2名が死亡したことが明らかとなった。

現在感染は進行中であり、Covid-19の変異種はSARS-CoV-2オミクロン株と定められている変異種であることが保健・スポーツ省の発表において示された。またCovid-19変異株への感染から死亡した人も出てきているので、注意を払いながら生活することが必要であること、お互いに感染を広めないような行動が必要であることの注意喚起も同省から発表された。

「去年私はコロナに感染し、ヨーマ・(隔離)センターで隔離されていた。ヨーマ・センターに行く前はシュエピーダーの食品工場に15日ほどいなければならず、そのときは居場所と食事に困難を抱えていた。ヨーマ・センターに到着して何とかなった。ヨーマ・センターでも酸素が足りず死亡してしまうケースを目撃したので、今年も人々は特に用心する必要がある」とコロナに感染後に回復した人が率直に語った。

現在は世界規模のコロナの流行により、4年間で600万人近くの人々が亡くなった。また、クーデターで権力を掌握した軍評議会統治下の2021年、ミャンマー国内での新型コロナウィルス感染症流行期間中に多数の死者が発生し、ヤンゴン市にある墓地には遺体があふれるような状況となった。軍評議会が運営するコロナセンターでも十分な手当てを受けられないことに対して国民の批判が強まった。

世界的な感染症の感染拡大により世界人口の3.5億人以上が感染した後のワクチン接種計画と、現在も拡大しているオミクロン変異株が死に至らせる状況にはあまりないことから、感染が落ち着いたような状況にはあるが、世界保健機関(WHO)は全世界の人々が全く油断しないことが必要であると発表した。

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( 翻訳者:S.T.M )
( 記事ID:6640 )