ネーピードー　5月9日

ベンガル湾南東部とそこに続いているアンダマン海南部の海上で発生し、徐々に勢力を強めている低気圧帯がサイクロンとなる可能性があり、予測によればミャンマー側に向かってくる可能性がある。そのため、自然災害が発生した場合の緊急管理、対応、救援と共同実施、復興に関して各自の役割に対しての訓練をそれぞれの管区と州で行った。

【実演訓練】
その一環として本日ネーピードー管区軍司令部の指揮下にある各地域の駐屯兵がネーピードー評議会領ポウッパティーリ郡の尋問所と宿泊所がある軍事パレード広場において、また、東部軍管区司令部から各地域の駐屯兵がタウンジー市チャウンジースアウェーヤー気球広場において、各地域にいる人民軍（翻訳者注：軍が強制動員している武装集団の一つ）部隊員、ミャンマー警察の警察官、消防隊、赤十字職員、慈善団体、ボランティアが合同実演訓練を行った。そのように実演訓練をしているのを軍管区司令部の関係者である軍管区司令官と責任者が視察し、必要なことを協議した。

そのほかに自然災害が起こった場合にその地域に住んでいる人に対して、スムーズな協力救助の活動を遂行することを可能にするため、自然災害関連協力救助団体などをあらかじめ準備しておいていること、救援物資と補助的支援物資などを備蓄していること、暴風雨の被害を防ぐ建物（サイクロンシェルター）を用意していること、基本の食糧5種類と飲料水を十分に得られるようにしていること、これらを関連の地域ごとにあらかじめ準備している。

そのように自然災害に対する準備など行った5月8日と本日には、ヤンゴン管区マヤンゴン区にあるミャンマー消防隊本部や、エーヤーワディ管区ピャーポン郡、ボーガレー郡、シュエダウンヤン市、チャウンダー市、グエサウン市、パテイン市、タバウン郡、ハインチーチュン市とモーラミャインチュン郡等及び、マンダレー管区マンダレー市開発委員会、工場及び自動車部、チャンミャターズィー区旧市街にある危機管理局管区監督事務所の救助用具保管所、中央保管所(マンダレー)、マハーアウンミェー区の中央薬品保管局とピンウールウィン郡において、自然災害防止に対する準備の実施を　関連する管区と州から知事、軍管区司令部の軍管区司令官と部署の責任者が訪れ視察し、必要となる事を協議したことが分かった。

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（ 翻訳者:A.K, HR.M, K.Y, HN.M ）
（ 記事ID:6652 )