軍評議会が恩赦により釈放した政治囚を再逮捕している
2023年06月05日付 その他 - エーヤワディー・タイムズ 紙
恩赦により釈放されたインセイン刑務所の様子
恩赦により釈放されたインセイン刑務所の様子

6月5日

クーデターの後、軍評議会の軍が不当に逮捕、勾留していた政治犯を恩赦で刑務所から釈放したのにもかかわらず、現在、再逮捕を行っていることが、ヤンゴンゲリラ部隊から分かった。

ヤンゴン市において、不当に逮捕され、5月3日(カソン月満月の日)に恩赦により釈放された政治犯を軍評議会が再逮捕し、インセイン刑務所に拘留していることがわかっている。

「軍が恩赦で釈放すると言って釈放し、次の日には再び逮捕するといったことが2021年以降行われてきた。今でも行われている。慣例のようになっている。中にはそれを知らずに家に帰りたい一心で帰ってしまった人もいた。みな自分の家に帰りたいものだ。軍評議会のそのようなやり方を知らないので、再逮捕されてしまった。そのような人々の中には私達の組織に連絡してきた人もいた。助けられることがあればやっている。今、可能な範囲でリストを作ると、再び捕まってしまった人は11人くらいいる」と、ヤンゴン管区国民軍大都市ゲリラ部隊のリーダーが本紙に語った。

軍評議会にそのように再逮捕されないよう警戒することと、再び釈放されても組織と連携しておく必要があること、組織としても警告し連絡を行っていることを国民軍大都市ゲリラ部隊が述べている。

「軍がやっていることは慣例のようになっている。釈放して見せる。そのあと、わからないように再逮捕するようなことがある」と、ヤンゴンゲリラ部隊のリーダーが続けて言った。

ヤンゴンで(新たに)大隊を編成したことについても、ヤンゴンゲリラ部隊として歓迎し、規則を遵守する秩序ある大隊になるよう望んでいると、ヤンゴンゲリラ部隊のリーダーが述べた。

2021年からクーデター軍が国民を弾圧し、軍に反対する者を残らず不当に逮捕し拘留し、武器によって暴力をふるい、逮捕、拷問、殺害することが行われている。

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( 翻訳者:A.I )
( 記事ID:6680 )