カレンニー州ロイコー東部の避難民キャンプでマラリアが流行、蚊帳が必要
2023年06月27日付 その他 - カンタワディ・タイムズ 紙


 カレンニー州ロイコー東部の避難民キャンプで、マラリア感染者が多く発生していると、避難民らを治療している人が語った。
 今年の4月からマラリアが流行し始め、雨季になった現在、水路の近くに住んでいる避難民にマラリアが最も多く発生しているという。
 「その避難所と水路は近い。また、雨が降ると水路の水が濁ったりまたすぐきれいになったりするが、そこに虫が沢山発生するので感染も多い」と、避難民を治療している人は語った。
 現在マラリア発症者には治療を受けさせ、蚊帳を配布できているが、避難民キャンプの世帯すべてには蚊帳は行き渡っていないそうだ。
 「蚊帳は足りていない。本当は全て配布したい。一家に1つずつでも、2つずつでも。しかし注文した数と村の戸数では、全ての人が手に入れることはできない」と、避難民を治療している人が語った。
 戸数は200軒以上、人数にしておよそ800人いるその避難民キャンプでは、6月1か月の間にマラリア感染者が20人以上に上った。さらにその避難民キャンプは、交通の便が悪いため、避難民に重大な健康問題が生じても、治療を受けるための病院や診療所がないという。
 現在カレンニー州では避難民が25万人おり、近くの森に避難しているため、食料に加え防水用具なども必要であると、避難民支援者達は語った。

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( 翻訳者:H.N )
( 記事ID:6716 )