エインメー郡の一部の村で、35歳以上の男性に軍事訓練に参加するようくじ引きで招集
2025年05月20日付 その他 - KIC 紙
エーヤワディー管区エインメー郡、レーセイットゥーミャウン村落区内にある一部の村で、今月13日、35歳以上の男性を対象に、村と市の安全のため軍事訓練を受けるよう、くじ引きによる招集が行われたことを地元民らが語った。
レーセイッ、シュエラウンプワー、アシェシャングィン、イェージョー、トージャウンティンジャウン、チャウンスーなどの村6村を対象に30人を招集する見込みであり、関係する村の地元男性らにくじを引きに来るよう呼びかけたが、村人らは行かなかったと地元住民らは語った。
そのように抽選を拒否したため、関係する村落区行政長、100世帯長、10世帯長らと事務担当者らが、村人の名簿に応じて自分たちで抽選を行ったと、匿名希望の地元住民が次ように語った。
「現在、35歳から65歳の人に対し、市の守備隊のような形、村の安全のためと言って招集したんだ、行政長らが。くじを引くよう呼びかけたが村人たちが行かないので、自分たちで抽選を行った。その際一つの村に5人が含まれる村があった。6人が含まれる村があった。現在30人を抽選し終わったそうだ」と同氏が語った。
現在は、くじに当たった人の名簿を、関係する村落区行政当局が入手していて、訓練のために一度の招集につき10人の割合で、関係するエインメー市の軍の駐屯地での軍事訓練に参加しなければならないことが分かった。
そのようにして訓練への参加を終了した者を、必要な時から招集して任務を与えると言われており、村の地元住民としては、加わりたい意思もなく、前線に送られることも懸念していることを近隣の地元住民が語った。
エインメー郡では村落区97か所に505の村があり、現時点ではまだ2か所の村落区だけでしか抽選が行われていない。残りの村でも訓練のために引き続き招集をしていくことを村落区行政長らが告知している。
軍評議会は公安・テロ対策中央監督委員会を組織し、国民の治安制度という名目で、35歳以上の男性を軍事訓練に招集している。その軍事訓練を終えた男性に対し、村と市の治安維持の任務を課していくと分かった。
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( 翻訳者:M.S. )
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