4 月 30 日の記念日、ホーチミン市を訪れたら外せないグルメ10選
2025年04月18日付 VietnamPlus 紙

【写真】ホーチミン市を訪れた旅行客が見逃せないグルメ10選のひとつ、コムタムサイゴン。(ベトナム・プラス)
4 月 30 日の記念日、ホーチミン市を訪れたら外せないグルメ10選
文化の融合と多様なスタイルにより、ホーチミン市は、ベトナムの食を探究するには絶好の場所である。
【写真】ホーチミン市を訪れた旅行客が見逃せないグルメ10選のひとつ、コムタムサイゴン。(ベトナム・プラス)
2025年は、ホーチミン市の発展の過程で忘れられない節目の年である。ホーチミン市はベトナム全土とともに、南部解放・国家統一50周年(1975/4/30-2025/4/30)を迎える。
この機会に、歴史的な遺跡や名所旧跡を探索し理解を深めようと、多くの観光客がホーおじさんにちなんで名付けられたこの都市にやって来る。
ホーチミン市を訪れるなら、旅行者のみなさんはこの街ならではの料理もお見逃しなく。さまざまな文化が融合し、多様なスタイルが混在するホーチミン市は、ベトナムの食の魅力を探るには絶好の場所だ。
1.バインミー
【写真】フインホアブランド、ソーセージとハムのバインミー(TTXVN=ベトナム通信社)
バインミーはベトナムで最も人気のある料理のひとつである。ホーチミン市のバインミーはとてもバラエティに富んでいて、様々な料理と組合されてアレンジされている。例えば、肉入りバインミー、鉄板焼きバインミー、バタービーフバインミー、ビーフステーキバインミー、焼き肉バインミー、焼き豚バインミーなどがある。
とはいえ、肉入りバインミーは依然として、ここに来たら絶対に外せない「愛されグルメ」のひとつだ。肉、ハム、パテ、スパイシーな唐辛子、香草がたっぷり詰まったパリパリのバインミーは、食べた人を夢中にさせる。
通り沿いの店やストリートの屋台などで、一日中いつでも、バインミーを見つけることができる。
2.フォー
【写真】「スカイスクレイパー・フォー」という料理は、ホーチミン市にあるランドマーク81の高級レストラン「オリエンタル・パール」で提供されている。(TTXVN)
フォーはベトナムを代表する料理で、ホーチミン市には国内外の旅行客に人気のフォーの名店が多数ある。
ホーチミン市のフォーは、風味豊かで、厳選された最良の材料を使っており、スープは濃厚、多様な野菜が添えられ、南部人の口に合うよう工夫されており、北部の各省のフォーとは異なる。
伝統的なフォー専門店やレストランなどで味わうことが出来る。
3.コムタム
【写真】コムタムサイゴンは、ホーチミン市を訪れる際に外せないグルメ10選のひとつ(Báo ảnh Việt Nam=Vietnam Pictorial)
コムタムは南部の庶民的な料理の一つであり、またホーチミン市にはとても有名なコムタム店が多くある。コムタムは、砕けた米、豚肉、卵、キュウリと特製魚醤から作られる。
代表的なコムタムの皿には、スペアリブのグリル、豚皮の細切り、ベトナム風ソーセージ、目玉焼きが盛られ、香ばしいネギ油と、カリカリこってりの豚の脂身、にんにくと唐辛子入りの香り豊かな特製魚醤と合わせ、決して忘れることのできない魅力的な風味を作り出す。
コムタムは食堂や伝統的な市場の中でも見つけることができる。
4.フーティウナムヴァン
【写真】フーティウナムヴァン
フーティウナムヴァンは、プノンペン発祥でクメール人によってつくられ始め、その後ベトナムに入り、有名になった料理である。
ホーチミン市には、数多くのフーティウナムヴァンの店があり、地元の人々や旅行客に愛されている。
柔らかくこしがあるフーティウは米粉から作られている。沸騰したお湯で茹でられ、濃厚なスープにエビ、ひき肉、豚の内臓、うずらの卵が具として添えられ、揚げニンニク、生野菜を加えた調和のとれた味は、食べずにはいられない美味しさだ。
フーティウナムヴァンは通常、朝または午後に食べる。ホーおじさんにちなんで名付けられたこの街でとても人気があるので、市内の通りで簡単に見つけることができる。
5.ブンボーフエ
ブンボーフエはフエの名物料理だが、ホーチミン市でも人気です。この料理は、米麺のブンと牛肉から作られ、生野菜、玉ネギと一緒に提供される。濃厚なスープにはフエ特有の発酵エビペースト(マムルオック)の香りが混ざり合い、一度試した人は忘れられない。
ホーチミン市では、ほとんどの通りや歩道の屋台でも簡単にブンボーフエを見つけることができ、日常的に親しまれている料理だ。
6.ブンリュウ
ホーチミン市に来たら、ブンリュウは絶対に外せない料理である。ブンリュウは細めのブンに、豚足、カニ、エビ、豆腐や生野菜を添え、田カニのすり身から出汁を取った濃厚で甘いスープと一緒に提供される。熱いブンリュウにエビの塩辛(マムトム)を少し加えると、香りが引き立ち、味覚が刺激され、やめられない美味しさとなるため、特にエビの塩辛を食べることが出来る人にとっては絶品だ。
7.オック(巻貝)
オックはホーチミン市でとても人気のあるストリートフードで、市のあらゆる地区で見つけることができ、サイゴンの屋台文化の一部とみなされる。
オックには、マテガイ、フトヘタナリ、タニシモドキ、ゾウゲバイなど、多くの異なる種類があり、多彩で魅力的な調理法で仕上げられているので、ホーチミンを訪れたら、一度は試してほしい。香り高い風味と調理法の多様性によって驚くだろう。
8.バインセオ
【写真】(TTXVN)
バインセオはベトナムを代表する料理のひとつである。ホーチミン市は、最も美味しいバインセオを味わうには最良の場所である。
バインセオに水で薄めた米粉を薄い層に伸ばし、強火で焼き、中にもやし、豚肉、エビを混ぜて熱々パリパリのバインセオを作り、生野菜と濃厚な魚醤をつけて食べる。
9.ファラウボー(牛の内臓)
ファラウボーは、昔からサイゴンの若者たちの典型的だが非常に美味しい軽食として親しまれてきた。
ファラウ料理を作るための主な材料はよく洗った牛の内臓で、濃厚でコクのあるココナッツミルクのスープで煮込まれる。バインミーまたはインスタントラーメンとともに、魚醤のつけだれと一緒に食べると、忘れることのできない特別な風味となる。
10.ブンティットヌン
ブンティットヌンはホーチミン市で伝統的で人気のある料理である。この料理は、主な材料として新鮮な米麺、焼いた肉、生野菜、ピーナッツ、ネギ油、調味料、特製魚醤を合わせたものである。
美味しいブンティットヌンを味わうためには、通常、上記の材料をボウルに入れて混ぜ、その後、食べる前に濃い魚醤を加えてよく混ぜる。この料理は通常、サイゴンの食堂や屋台で提供されている。
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( 翻訳者:一ノ瀬翔大 )
( 記事ID:7149 )