第22回シャングリラ会合:日本とフィリピン、国防協力を推進
2025年06月01日付 VietnamPlus 紙
【写真】日本の中谷元防衛大臣(左)とフィリピンのギルベルト・テオドロ国防大臣(写真 EPA-EFE)
【写真】日本の中谷元防衛大臣(左)とフィリピンのギルベルト・テオドロ国防大臣(写真 EPA-EFE)

第22回シャングリラ会合:日本とフィリピン、国防協力を推進
Đối thoại Shangri-La 22: Nhật Bản, Philippines đẩy mạnh hợp tác quốc phòng


日本の中谷防衛大臣とフィリピンのテオドロ国防大臣は、武器輸出に関しての協力を促進するとともに、両国の国防機関間で緊密な連絡を維持することを約束した。



6月1日、日本の中谷元防衛大臣とフィリピンのギルベルト・テオドロ国防大臣はシンガポールでのシャングリラ会合の機会に会見し、その中で双方は、両国国防機関の協力強化で合意した。

会見において中谷氏とテオドロ氏は、武器輸出に関しての協力を促進するとともに、両国の国防機関間で緊密な連絡を維持することも約束した。

今年2月、日本とフィリピンは組織レベルでの協力の強化と、国防の技術と装備に関する協力のさらなる促進のための、ハイレベルな枠組みの設置を目的とした、戦略対話を始動することで合意している。

安全保障分野における日本とフィリピンの関係は、ここ数年で強化されてきた。日本は2023年にフィリピンに空中監視レーダーシステムを供給している。

これは、武器販売禁止令が緩和された2014年以来(訳注:日本に武器輸出を全面的に禁止する法律はないが、2014年以前は事実上全面禁輸であった)、日本から初めて輸出された完全な国防製品である。

東京はまた、2023年に始動したばかりの安全保障支援プログラムに沿って、東南アジアの国に対する沿岸レーダーシステムの供給も決定した。


【写真】日本の中谷元防衛大臣(左)とフィリピンのギルベルト・テオドロ国防大臣(写真 EPA-EFE)

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( 翻訳者:田中ゆず )
( 記事ID:7212 )