ラカイン州 戦争で生き別れとなった家族の再会支援の取り組み
2025年11月20日付 その他 - DVBビルマ語 紙
ラカイン州チャウピュー郡内の戦闘の深刻化により、地元住民は緊急の避難をすると同時に家族内での行方不明者や離別せざるを得なかった者もおり、家族の再会を支援する人達もいる。
地元住民や支援者によれば、チャウピュー郡で軍評議会軍とアラカン軍(AA)の戦闘が激化するにつれ、(軍評議会)軍の空爆、海からの重火器攻撃によりここ数日中に少なくとも17の村の住民はさらなる避難を余儀なくされており、軍評議会軍の進軍と攻撃によってチャウピュー郡のミンピン、チャウンピャー、タインチャウン村周辺では戦闘が激化し、近隣住民2,300人以上が再度の避難を強いられたとのことだ。
このように命の危険を心配して非難しながら、避難民の中には家族と離れ離れになった人もいるとわかった。
以前10月にも戦闘から避難した際、チャウピュー郡カッタピェー村の86歳の女性が子供たちと離別せざるを得なかった、と近しい人からわかった。
住居を離れた避難民の現在の状況として、避難所で家族と離別している人々が存在することを地域内のある避難民支援者が語った。
「命が危険にさらされ、避難を余儀なくされている。お金のある人は学校や僧院の敷地内などで簡易的に作った小屋で暮らせているが、お金のない人は学校や僧院のなかにいる。避難民が多く、そこにももう場所がないので、道端に簡易小屋を建てて暮らしている状況だ。簡易小屋を建てられない人は防水シートで覆って道端や木の下で暮らしている。それに86歳のおばあさんは避難しながら子供たちを見失った。現在も安否が分からない。避難してきたときにそのように離れ離れになることも多い。今まで再会できていない。」
緊急避難と避難民問題解決に従事する団体トリプルTの創設者コー・ビクターは、団体活動として、避難民家族の中で行方不明や離散した人々を再会させる取り組みをしていると話す。
Facebookのページから団体に協力を依頼できるとして、トリプルTの創設者コー・ビクターは(次のように)述べた。
「現在の状況によるものであれ、他の以前からの戦闘、戦争によるものであれ、家族と離れた者や行方不明者がいればトリプルTに連絡することができる。私たちには、再会プロジェクトがある。そのプロジェクトに連絡し、行方不明の家族を探すなどできることを支援している。」
トリプルTの統計によれば、ラカイン州チャウピュー郡での軍事紛争勃発から現在まで避難者は5万人を超えているとのことだ。
現在チャウピュー郡では軍評議会による空爆、海からの攻撃、重火器、軽火器を用いての攻撃、地上戦の影響で地元住民の死傷者も日に日に増加している。
このほか、緊急避難民として基本的な食料と医薬品が緊急で必要であるほか、避難民に含まれる乳幼児とその母親のための栄養補助食品と医薬品も必要である。
この記事の原文はこちら
( 記事ID:7254 )