軍の恩赦も、ザガイン管区およびカチン州の政治犯の大多数 釈放されず
2025年12月10日付 その他-キッティッメディア紙 紙
ミャンマー政治犯ネットワーク(PPNM)の責任者が本紙に対し、軍の刑法505条(a)により不当に拘束されている人々のうち、ザガイン管区およびチン州の政治犯の大多数が釈放されていないと語った。
ミャンマー各地の刑務所で刑法505 条(a)により不当に拘束されている政治犯を含む一部の政治犯に対し、総選挙のためだとして恩赦が与えられたが、ザガイン管区とカチン州の政治犯の大多数がまだ釈放されていないことがわかった。
暴力軍の恩赦の動向について政治犯ネットワーク(PPNM)が追跡調査を行ったところ、ザガイン管区およびカチン州の政治犯の大多数が釈放されていないこと、ザガイン管区内のシュエボー刑務所、モンユワ刑務所、ガンゴー刑務所、カタ―刑務所、カレー刑務所等の刑務所のうち、カレー刑務所およびカタ―刑務所の政治犯しか釈放されていないことが明らかになった。
「PPNMは、軍委員会の恩赦による釈放者数の統計調査を行い、すでに12月4日に結果を発表しています。後になってこの統計を再検証したところ、一部の刑務所では釈放された者の人数がゼロでした。ザガイン管区にはシュエボー刑務所、ガンゴー刑務所、モンユワ刑務所があります。モンユワ刑務所から釈放された人は一人もいませんでした。シュエボー刑務所では、27日午前中に政治囚28名が外に連れ出されました。期限付きの釈放で、再び拘束されたきり解放されていません。カチン州のモーニン刑務所でも、釈放者は一人もいませんでした。このことから、軍委員会が刑務所(の収監者)をきちんと釈放していないと言う状況であることが窺えます。この刑務所がなぜ除外されたのか、この地域でなぜ釈放が行われなかったのかということに関して、軍委員会側の意図を再考しなければなりません」とPPNMの責任者が語った。
PPNMの発表によれば、シュエボー刑務所は11月27日に、刑務所当局が政治犯28人を「恩赦により釈放するためだ」と言って連れ出した後、釈放せずに別の事件で再び起訴したという。また、カチン州のミッチーナー刑務所やモーニン刑務所などでも、不当に拘束されていた政治犯が解放されていないという。
暴力軍委員会は、不当な条項を適用して政治犯を恣意的に逮捕した後、釈放するにあたっても一貫性がなく、恣意的に選んだ刑務所のみから釈放していることに加え、恩赦によって釈放された政治犯が再び逮捕される事例も見られるため、注意が必要であるとPPNMが発表した。
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( 翻訳者:S.Y, A.S, Y.Y )
( 記事ID:7257 )