中国輸出入銀行、ニーラム・ジェヘラム水力発電プロジェクトに4億4800万ドルを融資

2013年05月29日付 The daily Jang 紙
条約は安価な電力の生産に加えパキスタンの河川の優先的使用権にとって重要である

ラーホール(ジャング・ニュース)中国輸出入銀行は国家的重要性を孕む969メガワットの電力生産能力を有するニーラム・ジェヘラム水力発電プロジェクトに4億4800万ドルを融資する。この目的のため中国輸出入銀行とパキスタン政府の間で条約への調印がなされた。ニーラム・ジェヘラム水力発電プロジェクトはアーザード・ジャンムー・カシュミールのニーラム川にて進行中である。我が国の電力不足解消に向けて安価な電力を生産するとともにこの計画はパキスタンにとって河川の水の優先的使用権という点からも同等の重要性を持っている。ニーラム・ジェヘラム・プロジェクトの重要性を見据えてWAPDA(訳者注:水資源電力開発公社)は建設スケジュールに従い2016年のこの計画の完成に向けてあらゆる可能な措置を動員している。全長67kmにわたる地下道の内34.24kmの掘削は完了しており、これは地下道全体の51%に当たる。地下発電所の掘削は75.24%、そして地下変圧室の掘削は96.33%完了しており、ニーラム川にかかるノーセーリー橋は100%完成している。ニーラム・ジェヘラム水力発電プロジェクトはその完了の暁には我が国の送電システムに年間51億5000万ユニットの安価な電力を供給するという。計画による利益は年間450億ルピーに見積もられている。


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