ニーラム・ジェヘラム水力発電計画における30年の遅れ、首相は調査を命令──2年以内の計画達成の指示

2013年06月20日付 The daily Jang 紙
既に大幅に遅れている。早期に国民に向けた演説の中でエネルギー政策を発表する。ナワーズシャリーフ、ニーラム・ジェヘラム計画を視察

ムザッファラーバード(ジャングニュース)

ナワーズシャリーフ首相はニーラム・ジェヘラム水力発電計画の完了における30年の遅れについて調査するよう命じるとともに、次のように指示した。「計画は2年以内に達成すべし。計画は既に大幅に遅れている。」彼はまた次のように述べた。「早期に国民に向けた演説の中でエネルギー政策を発表する。」ナワーズシャリーフ首相は昨日ニーラム・ジェヘラム水力発電計画を視察した。視察の際に記者団との会話の中で、次のように述べた。「目下のテロ事件に狼狽えてはいないし、狼狽えることはない。失業や貧困、文盲の一掃により、テロも無くなる。我々はテロ事件抑止のための組織的な試みの最中である。」首相曰く、「ニーラム・ジェヘラム計画のコストは7倍に増え2700億ルピーに上っている。国の大金が無駄になったが、計画は何も達成されていない。」曰く、「電力危機は重大である。手段は問わない、何が何でも計画は完成すべし。パキスタンには金がない。支出を減らし汚職を追放して、収入源を増やそうではないか。パキスタンを変える決意をしている。国民よ、ご協力あれ。世界の投資家たちがパキスタンを注視している。明確な政策で彼らをパキスタンへ呼び込もうではないか。」ナワーズシャリーフ首相更に曰く、「フンジェラーブ─グワーダル間の鉄道と道路計画の件で、代表団が6月24日に話し合いに中国を訪れる予定である。この計画はアジアにおける形勢逆転の一手となるであろう。計画が成功した暁にはパキスタンに世界中の投資家たちが続々と押し寄せるであろう。」


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翻訳者:小泉遼
記事ID:201