キヤーニー将軍は11月29日の引退を表明。組織と伝統は個人よりもはるかに強固なり。

2013年10月07日付 The daily Jang 紙
私の今後の処遇についてメディアでは議論百出しております。6年に亘り参謀総長の職にあったことは私にとって栄誉なことであります。偉大なる国民に仕え、偉大なる軍隊を指揮しました。今や後任が職務を担う時がやって来ました。
パキスタンを真に平和で民主的な国家にするという任務は今や別の人々の手に移りました。パキスタンでは憲法と民意は着実に根付いております。パキスタン軍は全面的に民主主義を擁護します。私に対する厚いご信頼に対し国民と政府に感謝いたします。


ラーワルピンディー(モニター班):-参謀総長アシュファーク・パルヴェーズ・キヤーニー将軍は11月29日に職務を退くことを表明した。ISPR (軍統合広報局)よると、アシュファーク・パルヴェーズ・キヤーニー将軍は次のように述べた。「6年に亘り参謀総長の職にあったことは私にとって栄誉なことであります。私は自身の職務を真摯に全うし、今や後任が職務を担う時がやって来ました。」更に曰く、「11月29日に私の任期が終了します。11月29日にこそ私は職を退きます。民意と憲法は着実に根付いております。組織と伝統が個人よりもはるかに重要です。」参謀総長の引退についてISPRは所見を発表した。昨日発表されたその所見の中で、アシュファーク・パルヴェーズ・キヤーニー将軍は次のように述べた。「私の任期は11月29日に満了します。その日を以って私は引退します。私は偉大なる国民に仕え、偉大なる軍隊を指揮しました。パキスタンを真に平和で民主的な国家にするという任務は今や別の人々の手に移りました。軍の最優先事項はパキスタンの繁栄であり、パキスタン軍は全面的に民主主義を擁護します。民主体制を揺るぎのないものにする点で軍の意向に一点の曇りもありません。」アシュファーク・パルヴェーズ・キヤーニー将軍曰く、「私の今後の処遇についてメディアでは騒がれており、憶測の上に議論がなされています。組織と伝統は個人よりはるかに重要です。私に対する厚いご信頼に対し国民と政府に感謝いたします。パキスタンでは憲法と民意は着実に根付いております。私の職の任期満了とともに11月29日を以って退任致します。憲法に法り新参謀総長が任命されることでありましょう。」参謀総長の座を巡ってここ数日様々な憶測が飛び交っており、これを見据えてISPRは所見を発表した。


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翻訳者:松岡由希子
記事ID:249