テロリストらは鎮圧すべし──政府及び軍指導部の意見の一致

2014年06月11日付 The daily Jang 紙
国家安全保障と国防には指一本触れさせない。治安部隊は国を守るために常時出動態勢だ。情報共有体制の更なる効率向上を図るべし──首相が議長を務める会議にて
 テロリストらを見逃すわけにはいかない。カラチ空港襲撃はこの国の経済へ打撃を与え、国際線を機能不全に陥れることであった──会合での内務相、防衛相、陸軍参謀長のブリーフィング
 イスラーマーバード(ジャングニュース):―政府と軍指導部はテロリストらを厳しく鎮圧する決定に合意ながら次のように述べた。「国家安全保障と国防には指一本触れさせない。治安部隊は国を守るために常時出動態勢だ。情報共有体制の更なる効率向上を図るべし」と。ナワーズ・シャリーフ首相を議長として昨日安全保障に関する重要な会合が開かれた。同会合では国内的及び国境地帯の治安状況、重要施設の保全、治安維持機関相互の機密情報の交換体制の効率向上、連邦直轄部族地域、特にアフガーニスターン国境から避難予定地域への好ましからざる分子の移動の阻止等の対策について検討された一方、チョードリー・ニサール国務相、防衛相と軍参謀総長はカラチ空港へのテロリスト襲撃とその後の状況に関してブリーフィングを行った。会合で防衛相は述べた。「カラーチー空港に対するテロリストたちの目的はこの国の経済に打撃を与えること、そして国際線の運行を阻害することであった」と。会合では治安との絡みでは大いに満足が表明され、次のように述べられた。「治安部隊と空港治安部隊隊員たちがテロリストらに対抗し、彼らを仕留めた勇気と度胸はかつて前例がないものだ。法執行機関と国家安全保障と国防のため一命を賭した兵員たちの犠牲は無駄にはならない。カラチ空港襲撃は許すことはできない」と。会合で演説をする中でナワーズ・シャリーフ首相は次のように述べた。「テロリストを見逃すわけにはいかない。政府は国民の生命と財産及び国有財産の保全を確実なものとしよう」と。会合にはチョードリー・ニサール・アリー内務相、ラーヒール・シャリーフ陸軍参謀長、参謀総長のイシュファーク・ナディーム中将、サルタージ・アズィーズ国家安全保障担当首相顧問、ターリク・ファーティミーほか、政府及び軍の高官が出席した。


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翻訳者:長尾真衣
記事ID:317