ターヒラ・サフダル判事が初の女性バローチスターン高等裁判所長官に任命

2018年09月01日付 The daily Jang 紙
本日バローチスターン高等裁判所長官就任の宣誓を行う予定。

クエッタ(サバー・ニュース):-バローチスターン高等裁判所の上席判事、ターヒラー・サフダル判事が同高等裁判所長官に任命された。これにより彼女はこの国の歴史において初の女性高等裁判所長官に任命されるという栄誉に浴することにもなった。詳細によると、バローチスターン高等裁判所の上席判事ターヒラ・サフダル女史がバローチスターン高等裁判所長官に任命された。ターヒラ・サフダル女史は本日バローチスターン高等裁判所長官就任の宣誓を行う予定である。パキスタン最高裁判所長官サーキブ・ニサール判事はターヒラー・サフダル女史を高等裁判所の長官に任命した。彼女に先立ち、バローチスターン高等裁判所長官はムハンマド・ヌール・マスカーンザイであったが、本日8月31日を以って同職を退く。サイヤド・ターヒラ・サフダル女史は1957年10月5日にクエッタにて生を享け、その父はサイヤド・イムティヤーズ・フセイン・バーキリー・ハナフィーである。彼女は1980年に在クエッタ・ローカレッジで学位を取得し、1982年には、女性初の民事裁判官となった。また、ターヒラー・サフダル女史はバローチスターン大学でウルドゥー文学の修士号も取得している。彼女はこれまで1987年に上席民事裁判官、1991年に特命地方裁判所判事兼治安判事、そして1996年に地方裁判所判事兼治安判事に任命を受けている。ターヒラ・サフダル女史は既に前バローチスターン高等裁判所長官ムハンマド・ヌール・マスカーンザイ―判事の外遊中、高等裁判所長官代行の職務を果たした経験も持つ。


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翻訳者:宮ノ腰友希
記事ID:766