闇経済の規模は30%に及ぶ。課税対象としなければなりません──FRB新長官
2019年05月11日付 The daily Jang 紙
納税者を脅すことを禁じます。便宜を供するためには完全に自動化されたシステムが必要です。歳入増には経済活動全般を文書化する必要があります。予算案には現段階では期日は決定しておりません。
許可なく銀行口座を凍結してはなりません。24時間前に当該人物や機関に通告することになります。誰も彼もIMFを話題にします。私たちはパキスタンにとっての善を実行するのみです──職員に対する演説、報道陣との会話。着任しました。
イスラーマーバード(ジャング紙特派員、通信各社):−サイヤド・シャッバル・ザイディー連邦歳入庁(=FRB)新長官は以下のように述べた、「闇経済の規模は30%に及んでおります。課税対象としなければなりません。納税者を脅すような行為は禁じます。」と。FBR長官は金曜日にその職に就任した後、命令書簡の中で対高額納税者ユニット、地方法人税務署、地方税務署の全税務署長に以下のような指示を出した。すなわち、税を徴収するためにも事前通告なしで銀行口座を凍結してはならず、誰の銀行口座でも凍結24時間前には当該の人物、機関、例えば企業のCEOやオーナーに告知しなければならず、口座凍結のためにはFBR長官の承認が必須である、と。シャッバル・ザイディーFRB新長官は金曜日の朝にFBRに着任したが、FBRの職員に対する自身の初めての演説の中で、税制の改善に関する自身のヴィジョンとFBRに迫る問題の数々に言及した。曰く、「納税者に便宜を供するためには完全に自動化されたシステムが必要です。歳入増のためには経済活動全般を文書化する必要があります。」と。FBR長官は職員に、彼らが現在直面している問題を解決する、全ての職員の支持があってこそ同機関の改善も可能であると断言した。彼は首相への感謝し、「首相はその重い責務を見事に果たしてくれましょう。」と述べた。新長官は職員たちの質問に極めて和やかな雰囲気の中で答え、将来職員たちとの正式な会見の場を設けると述べた。その後財務省の外で記者団と会話する中で、FBR長官はこう述べた。「FBRの職員が納税者を脅すことを取り締まりました。納税者を尊重することが私の優先事項であります。そして税の未納者にも課税します。」と。曰く、「納税者はFBRとの間に様々ないざこざを抱えており、そうした納税者の銀行口座を凍結しています。銀行口座を凍結する法律上の権利はございます。しかし、凍結する前に当該の機関に通知し、その機関のCEOを呼び出し、銀行口座が凍結される旨を伝えなければなりません。また、銀行口座を凍結するにはFBRの長官から承認を取り付けることになります。我々の目標は非公式経済を公式化することです。それにより課税対象範囲も広がるでしょう。パキスタンでは闇経済の規模は全体の30%を超えています。課税対象としなければなりません。タックス・アムネスティーは財務顧問がケリをつけます。」と。曰く、「予算案には現段階では期日は決定しておりません。誰も彼もIMFを話題にします。私たちはパキスタンにとっての善を実行するのみです。IMFとの会合ではパキスタンの税制についてお話ししました。」と。
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翻訳者:中山康平
記事ID:819